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カルロス・アダメス戦前の“過ち”を教訓に、ハムザ・シェラーズはカネロ戦について語ることを拒否
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Declan Taylor
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カルロス・アダメス戦前の“過ち”を教訓に、ハムザ・シェラーズはカネロ戦について語ることを拒否
サウル“カネロ”アルバレス自身が2026年のスタジアム決戦に前向きな姿勢を見せているにもかかわらず、ハムザ・シェラーズは、土曜日のエドガー・ベルランガ戦をその前哨戦や踏み台とは位置づけていない。

2月、イルフォード出身の長身パンチャーであるシェラーズは、カルロス・アダメスとの試合でスプリット判定の末に辛勝を収め、自身の無敗記録を失った。この試合について、後に本人は「敗北のように感じた」と認めている。

シェラーズはアダメスに勝利してWBCミドル級王座を獲得すると広く予想されており、多くの見立てでは15連続ノックアウト勝ちの記録がさらに伸びるとされていた。31歳のアダメスを突破すれば、クリス・ユーバンク・ジュニアとカネロとの対戦も視野に入ると見られていた。

シェラーズ(21勝0敗1分、17KO)は、当時の自分ですらアダメスへの集中が緩み、すでにその先の未来を思い描いていたことを認めている。だからこそ今、もしベルランガに勝てばスーパー・ミドル級の4団体統一戦のチャンスが巡ってくる状況であっても、彼は“いま目の前の戦い”に完全に集中している。

「前回の試合で学んだからこそだ」とシェラーズは語った。「あの試合の前は、誰もが“ユーバンク・ジュニアがどうのこうの”と騒いでいて、最終的には自分自身もそれを信じ始めてしまっていた。」

「結局のところ、“どうせ実現する”という気分になってしまうんだ。だからこそ、前回の経験から確実に学んだし、今はベルランガこそが目の前で立ちはだかるすべてだということを、はっきり理解している。」




「もちろん理想としては、自分の中にプランがあって、対戦したい相手も思い描いている。でも結局のところ、前回の試合では自分がミスを犯した。そしてそこから多くを学んだ。あの試合は本当に大きな学びになった。」

「今の集中は当然ベルランガに向いている。彼は実力のある真剣なファイターだ。でも願わくば、神の導きがあれば素晴らしいパフォーマンスを見せて、そこから先は自分次第で何でも可能になると思っている。」

ベルランガ戦が“準決勝”のような位置づけ、つまり世界タイトルへの前哨戦のように感じるかと問われたシェラーズは、その見方に否定的だった。

「正直に言えば、次じゃなくて今回が大きなステップなんだ」と彼は語った。「俺にとってはこの試合こそが最大の一戦。だから、この先のことなんて考えている余裕はないんだ。」

「今はこの試合だけに集中していて、それ以外のことは考えていない。」

サウジアラビア総合娯楽庁長官であり「リヤド・シーズン」統括責任者でもあるトゥルキ・アル・シェイク閣下でさえ、もしシェラーズが土曜日にベルランガに勝てば、カネロ戦の実現もあり得ると示唆している。

そしてカネロは、これまで英国人選手との対戦で8戦全勝という戦績を持っており、シェラーズを下す自信も十分に抱いているはずだ。


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