TMZが火曜日に報じたところによると、ジェルボンタ・デービスに対するドメスティックバイオレンス(DV)事件は、被害者が当局への協力を拒否したため、不起訴となった。
デービスは6月15日、南フロリダで
元恋人の頭部を殴打し、平手打ちしたとして訴えられ、7月11日に逮捕・収監された。被害者であるデービスの2人の子どもの母親は、ドーラル警察に対し、子どもを迎えに来た際の口論の後に事件が起きたと説明している。
デービスはターンナー・ギルフォード・ナイト矯正センターから1万ドルの保釈金で釈放された。暴行罪1件で起訴され、7月29日に公判が予定されていたほか、8月12日に罪状認否が予定されていた。
マイアミ・デイド郡地方検事局は火曜日、TMZによると次の声明を発表した。
「この事件は、被害者が訴追を望まないと被害者代理人リンジー・チェイス弁護士から伝えられ、さらに担当検察官が本人の意向を直接確認したため、不起訴となりました。事件の目撃者である被害者の母親も、8月7日木曜日に予定されていた事前協議への召喚状を受け取りながらも協力せず、出廷しませんでした。その後の電話による連絡試みも成功しませんでした。現場に駆けつけた警察官は事件自体を目撃しておらず、何が起きたのかを証言できる立場ではありません」
30歳のデービスは、近年、複数回にわたり法的トラブルを抱えてきた。ボルチモア・バナー紙によると、WBAライト級王者である彼は、2020年にボルチモアで4人が負傷したひき逃げ事件により、現在も保護観察下にあるという。
デービス(30勝0敗1分、28KO)は、本来であれば今夏、ラモント・ローチ・ジュニアとの再戦に向けて準備を進めているはずだった。当初は6月21日、後に8月16日に変更されたが、試合は正式発表されなかった。
Manouk Akopyan は『The Ring』誌のリードライター。X(旧Twitter)とインスタグラムで@ManoukAkopyanをフォロー。