ザ・リングのジュニアフェザー級王者
エリー・スコトニーは、スカイ・ニコルソンとの対戦に前向きだが、条件としてニコルソンが先にWBA 122ポンド王座を獲得することを挙げている。
キャットフォード出身の27歳ニコルソンが勝利すれば、WBO、IBF、リング王座に加えてWBCタイトルも手に入れることになる。
スコトニーは過去にフェザー級への階級上げが噂されたが、122ポンドにとどまる自信があると断言している。亡き祖母アイリーンとの長年の約束である「すべてのベルトを獲得し、無敗の王者になる」という目標を果たすまでは、階級を上げないつもりだ。
メルカド戦で勝利すれば、スコトニーは目標達成のためにWBA王座だけを残すことになる。現在そのタイトルは別のメキシコ人、マイェリ・フローレス・ロスケロが保持しており、彼女は5月にナザレナ・ロメロとの激戦を制し、スプリット判定で獲得した。
しかしスコトニーは、イングランドを拠点にする元フェザー級王者のオーストラリア人ニコルソンとの大一番が噂されている。
ニコルソンは
今年3月にWBC王座をティアラ・ブラウンに奪われて以来、ジュニアフェザー級への階級ダウンを表明し、7月5日にマンチェスターで新階級デビューを果たす予定だ。
そして、
ニコルソンが現在のターゲットかどうか問われたスコトニーは、ある条件があれば有力な対戦相手になると答えた。
「スカイ・ニコルソンが新たな挑戦者かって?今はキャリア最大の試練が控えていて、無敗の王者への道を歩んでいるところだ」と彼女は
「ザ・リング・マガジン」に語った。
「つまり、次に戦うのはチャンピオンだけになるってこと。もし彼女がタイトルを獲ったら、そうだね、対戦相手として考えるよ。でも私はチャンピオンとだけ戦うつもりなんだ。」
「もう無敗の王者まであと一歩だ。祖母といつも冗談で“コレクションを完成させなきゃ”って話してて、その目標に向かっているんだ。」
「神のご加護があれば、7月11日から始まるあと2試合で達成できると思っている。その後は、誰が持っていようと上のタイトルを追いかけるつもりだ。」