エリー・スコトニーが7月11日に開催されるケイティ・テイラー対アマンダ・セラノ第3戦の興行において、ヤミレス・メルカドとスーパーバンタム級の統一戦を行うことが正式に発表された。
WBO、IBF、IBO、The Ringのスーパーバンタム級王者であるスコトニー(10勝0敗)は、イギリスの将来有望な選手の一人として広く知られており、今年1月末に行われた試合でメア・モツを判定で下し、無敗記録を更新したばかりである。
一方のメルカド(24勝3敗、5KO)は、昨年6月にラムラ・アリを判定で破り、タイトルを防衛して以来、リングから遠ざかっている。
この試合の発表は、スコトニーがマッチルーム・ボクシングとの契約満了後、ジェイク・ポールが率いるモースト・バリュアブル・プロモーションズ(MVP)と新たにプロモーション契約を締結したというニュースに続く形でなされた。
「スーパーバンタム級の統一世界王者になるという夢は、何年にもわたる根性、犠牲、情熱の結晶である。そして今、MVPとナキサ・ビダリアン、ジェイク・ポールの支援を受けて、次のレベルへ進む準備が整った」とキャットフォード出身のスコトニーは語った。
「MVPは女子ボクシングの壁を打ち破っており、私は女性ファイターに真の変化と世界的なチャンスをもたらすこのムーブメントの一員であることを誇りに思う。これはまだ始まりにすぎず、次に何が待っているのかを世界に見せるのが待ちきれない。」
MVPはさらに、IBFバンタム級王者シュレッタ・メトカーフ(14勝4敗1分、2KO)、ジェニファー・ミランダ(12勝0敗、1KO)、エリザベス・オショバ(9勝0敗、5KO)という3人の女子選手とも契約を締結した。
スコトニー対メルカドの試合は、Netflixで放送される7月11日の豪華メインカードに組み込まれており、同イベントではケイティ・テイラー対アマンダ・セラノ第3戦(ジュニア・ウェルター級の全王座統一戦)や、アリシア・バウムガードナーによるミランダとのスーパーフェザー級5冠防衛戦も行われる。
さらにプレリミナリーカードでは、WBO、WBC、The Ringのバンタム級世界王者ディナ・ソースランド(23勝0敗、9KO)が、IBF王者メトカーフと統一戦を行い、プレリムの目玉カードとして注目されている。
プレリムは、ミドル級のタム・ティボー(2勝0敗、1KO)とメアリー・カサマッサ(6勝0敗、1KO)の対戦で幕を開ける。