トゥルキ・アル・シェイク閣下が
シャクール・スティーブンソンに大きなプランを用意していることは周知の事実である。
そして、スティーブンソンのプロモーターであるマッチルーム・ボクシングのCEOエディ・ハーンの構想では、そのプランにシャクール対
ジャーボンテイ「タンク」デービスの統一戦が含まれている。ハーンはスティーブンソンの今後について語り、ニュージャージー州ニューアーク出身で無敗のサウスポーであるスティーブンソンが連勝を続ければ、最終的にデービスとのWBC・WBAライト級統一戦という大一番にたどり着けると期待を寄せている。
「そうなるべきだと思う」とハーンは
『ザ・リング・マガジン』に語った。「シャクール対セペダは素晴らしい試合になると思うし、まさに必要な試合だと感じる。現時点でシャクール・スティーブンソンが世界最高のライト級だと思う。」
もっとも、スティーブンソン(23勝0敗11KO)とデービス(30勝0敗1分28KO)は、それぞれリングでの仕事を片付ける必要がある。
スティーブンソンは、2025年7月12日にニューヨーク・クイーンズのルイ・アームストロング・スタジアムで『The Ring』誌が開催するDAZN PPVの「RingIII」大会の共同メインイベントで、
無敗のWBCライト級暫定王者ウィリアム・セペダ(33勝0敗27KO)を相手にWBCライト級王座の防衛戦を行う。一方の
デービスは、3月1日の論争の残るドローの再戦として、8月16日にラモン・ローチ・ジュニア(25勝1敗2分12KO)と対戦する予定である。
もしスティーブンソンとデービスがそれぞれの試合に勝利すれば、キャリア最大級の勝利を手にすることになるだろう。その実績が、両者の無敗サウスポー同士によるボクシング界最高峰の統一戦にさらなる魅力を加えるはずだ。
「シャクールは大きな試合を望むはずだと思う」とハーンは続けた。「ジャーボンテイ・デービス対シャクールもまた、素晴らしい試合になる。ボクシング界でも屈指の一戦だ。まずは次の土曜日をしっかり勝ち切って、それがシャクール・スティーブンソンにとっての戴冠の瞬間になるだろう。」