マッチルーム・ボクシングの年末スケジュールが形になり始めている。
エディ・ハーンは
『ザ・リング』に対し、同社が12月13日にアメリカへ戻ることを明かした。
「西海岸での開催になるし、また大きなイベントになる」とハーンは語る。「
ディエゴ・パチェコがその興行に出場する予定だ。世界タイトル戦も組み込まれるし、我々のトップ選手も多数登場する。年末を非常に力強く締めくくることになるし、2026年からはこれまでで最高のスケジュールになると確信している」
関係者が『ザ・リング』に明かしたところによると、このマッチルームのイベントはカリフォルニアで行われる予定で、開催地はロサンゼルスかストックトンになる見込みだ。
マッチルームがカリフォルニアで最後に興行を開いたのは2024年8月、カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークだった。ロサンゼルス生まれ育ちのディエゴ・パチェコがメインを務め、
マチェイ・スレツキを6ラウンドKOで沈めている。
パチェコ(24勝無敗、18KO)はその後2試合を戦い、1月にスティーブン・ネルソンを判定で下し、
7月にはトレバー・マッカンビーにも判定勝ちを収めている。今回のカードには、カリフォルニア州ポモナ出身の23歳、強打
者エルネスト “ティト” メルカドもラインナップされる予定だ。メルカド(17戦全勝、16KO)は『ザ・リング』に対し、この興行でまだ未定の相手と戦う準備を進めていると語った。
メルカドは1月、元王者ホセ・ペドラサをわずか4ラウンドでノックアウトし、マッチルームのリングに鮮烈デビューを飾った。本来なら6月に再登場するはずだったが、
試合週直前にケガを負い、予定されていた試合をキャンセルしている。Manouk Akopyanは『ザ・リング』の主任ライター。Xとインスタグラムで @ManoukAkopyan をフォローできる。