デビン・ヘイニーと幼い娘の母親との法的争いは水曜日も続く。

TMZ.comによると、元ライト級４団体統一王者のヘイニーはロサンゼルスで訴訟を起こし、リーナ・サイードが自分を恐喝し名誉を毀損したと主張する。サイードは今年１月に娘クロームを出産した。

ヘイニーの訴えは、サイードが６月末に彼に対して接近禁止命令を申請したことへの対応である。ネバダ州の判事は当時、サイードの申立てを受けて一時的な保護命令を認めた。サイードは妊娠中にヘイニーに地面に押し倒され、さらに過去16カ月にわたり複数回虐待を受けたと主張している。

ヘイニー（26歳）はこれらの主張を否定し、訴訟でサイードが養育費をさらに支払わなければ評判を台無しにし、面会権を認めないと脅したと反論した。裁判資料によると、オークランド出身の彼は「意図的な精神的苦痛の加与」に対する不特定の損害賠償を求めている。

「デビン・ヘイニーは誠実さ、規律、敬意をもって人生とキャリアを築いてきた。彼は近道ではなく献身で成功を勝ち取り、リング内外で誠実かつ信念をもって行動することに尽力している」―ヘイニーの弁護士ボビー・サミニは水曜日、TMZに語った。

ヘイニーは訴訟で、サイードが繰り返し虚偽かつ名誉を毀損する発言を公表してきたと主張し、その行為は「極端で常軌を逸したもの」だと訴えた。

一方でサイードの弁護士マーク・ヴィンセント・カプランは、TMZへの声明で「彼女は法律が定める養育費のみを求めている」と反論した。

「ヘイニー氏はソーシャルメディアではなく、家庭裁判所で主張するのが最も適切だと思う」とカプランは述べた。

サイードとネバダ州ヘンダーソンに住むヘイニーは、彼女の接近禁止命令に関連する審理のため、９月初旬に裁判所に出廷する予定である。

ヘイニー（32勝0敗、15KO、1無効試合）は、11月22日にサウジアラビア・リヤドのANBアリーナで開催される「The Ring IV」のセミメインイベントで、WBOウェルター級王者ブライアン・ノーマン・ジュニア（28勝0敗、22KO、1無効試合）に挑戦する予定である。

Keith Idec は『ザ・リング』のシニアライター兼コラムニストであり、Xでは @idecboxing で連絡できる。