コナー・ウォーカーが次戦でクイーンズベリー所属の同階級ライバル、エコー・エスーマンと対戦する可能性があると、英国147ポンド王者のプロモーター、エディ・ハーンが明かす。

ウォーカー（16勝3敗1分、7KO）は、土曜夜にバーミンガムで行われたガラル・ヤファイ対フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア戦のセミファイナルで、リアム・テイラー（28勝3敗1分、14KO）を7ラウンドにわたって打ちのめし、出血させた末、強烈な左フックでノックアウトした。

ウルヴァーハンプトン出身のウォーカーは、1月にハリー・スカーフから奪取したロンズデール・ベルトの防衛に成功し、前に出る攻撃的なスタイルで観衆を沸かせ、圧巻の形で試合を締めくくった。

試合後、ウォーカーはマイクを手に取り、トゥルキ・アル・シェイク閣下主催の興行での試合をアピールし、「ショー・ミー・ザ・マネー！」と叫んだ。

しかしハーンは、ウォーカーが英国王座の完全保持を果たすことを望んでおり、ジョシュ・テイラーを破ったばかりのエコー・エスーマンとの対戦に向けて、フランク・ウォーレン率いるクイーンズベリー・プロモーションズとの間で既に交渉が進んでいると語る。

「信じられないよ」とハーンは『ザ・リング・マガジン』に語った。「まさに最もエキサイティングなファイターの一人だ」。

「サム（・ジョーンズ）は『コナーをリヤド・シーズンの興行に出させてやってくれ』って言ってるよ。でもね、コナーに関して言えば、6戦前に彼をサイラス・パティンソン戦に送り込んで負けさせるつもりだったんだ。でも彼は勝った。そのあとにルイス・クロッカーとの激闘があり、あれはどちらが勝ってもおかしくなかった。次にルイス・リットソン、ハリー・スカーフ、そしてリアム・テイラーと戦ってきた。どの試合も信じられないほど素晴らしくて、彼はちゃんと稼いで、それを貯めてもいる。そういうのを見るのは本当にうれしいことだよ。

だから、ロンズデール・ベルトを完全保持してほしい気持ちもある。素晴らしいことだと思うしね。今、クイーンズベリーとエコー・エスーマン戦の話をしているんだけど、あれは本当に激しい試合になると思うよ。」

ハーンはまた、ウォーカーのジュニアミドル級（154ポンド）への転向の可能性にも言及し、ミッドランズのライバルであるサム・エギントンとの一戦が選択肢になり得ると語った。

「ここでもう一つ話が出ているのは、階級を上げて、154ポンドでサム・エギントンとやるっていうカードだね」とハーンは続けた。「あの二人がやれば、間違いなく血の海になるよ。

コナー・ウォーカーが世界レベルに到達するかどうかは正直分からないけど、今夜はSNSを通じてたくさんのメッセージをもらったよ。みんな『これこそが見たい試合だ！』って言ってた。

ああいう試合こそ、家に帰ってテレビをつけたくなるものだよ。あれは本当に最高だった。」