クレタス・セルディンは、土曜夜にフロリダ州オーランドのカリブ・ロワイヤルで予定されていた暫定WBAスーパーライト級タイトル戦でのケビン・ブラウン戦から外れることになる。
セルディン(29勝1敗、23KO)は、テストステロンに関する不正所見が出たため試合から除外される。セルディンが試合から外れたという最初の報道はカルロス・リナレスによるもので、その後ダン・ラファエルが、ブラウン
戦が実現しなくなった理由がこの不正所見であると伝える。
『
ザ・リング』もその後、セルディンの試合辞退を確認する。
計量を無事クリアしているブラウン(8勝0敗、3KO)は、ボックスラブ興行のメインイベントとして、10回戦でエイモス・コワート(13勝2敗1分、10KO)を相手にセカンダリー王座を防衛することになる。コワートはもともとアンダーカードでの出場が予定されていた。
セルディン(29勝1敗、23KO)がドーピング検査で異常なテストステロン値を示したのは、今回が初めてではない。39歳のセルディンは、2016年と2017年にもテストステロン値の上昇により検査不合格となっている。
同興行には
ジャスミン・アルティガ(14勝0敗1分、7KO)も出場し、10回戦(2分×10R)でステファニー・シルバ(10勝1敗)を相手にWBAフライ級王座を防衛する。なおシルバは、金曜の計量で4ポンド以上オーバーしたため、タイトル獲得資格を失う。