敗れた
クラウディオ・スクエオは、手術医に「これまで見た中で最悪の顎骨折」と評された自身の状態に対処する手助けをしたリング誌王者
ジャイ・オペタイアを称賛した。
クルーザー級のオペタイアは28勝無敗となり、日曜にゴールドコースト・コンベンションセンターで行われた対戦で、
善戦したものの力及ばなかったイタリア人選手を5ラウンドTKOで下し、IBF王座の防衛に成功した。
試合を決定づけた右フックはスクエオの顎も骨折させ、オペタイアは試合後、相手のダメージを瞬時に感じ取ったと明かした。オーストラリア出身の彼は顎の損傷に慣れており、2022年7月に同じ会場で
マイリス・ブレイディスとの初対戦時に両顎を骨折している。
怪我の後、数カ月間は麺類しか食べなかったと語るオペタイアは、スクエオの負傷を即座に「心配」し、適切な治療が受けられるように動いた。
そして骨折の治療のため緊急手術を受けた元無敗の挑戦者は、インスタグラムでオペタイアとそのチームへの感謝の意を表した。
彼は次のように書いた。「多くの方から私の容態について問い合わせをいただいている。試合中に顎を骨折し、2か所の骨折を修復するために手術を受けたばかりだ。手術は非常に順調に終わった。私は元気だよ!」
「すべてはジャイ・オペタイア陣営のおかげだ。彼らは兄弟のように接してくれた。オーストラリア最高の外科医シャノン・ウェバーのもとへ連れて行ってくれた。家族のように接してくれたタスマン・ファイターズとマネージャーのマイケル・フランシスにも特別な感謝を伝えたい」
「試合直後、オペタイアが私の容態を心配し、チームにあらゆる面でケアするよう指示してくれたことを知った。これこそが現IBFクルーザー級王者の真の姿だ。単なるボクシングの天才ではなく、深い感受性と心を備えた真の男であることを示している」
「彼への尊敬を超えて、彼のチームには心から感動し、永遠に大切にしたいと思っている。成長を促し、人生を変えた忘れがたい日々を過ごした。これは極限の男たちが織り成すボクシングの物語であり、信じがたい緊張感に満ちている一方で、無限の相互尊重に彩られている」