ジェイ・オペタイアはクイーンズランド州ゴールドコースト・エキシビションセンターで行われた試合でクラウディオ・スクエオを破壊的な5回ストップ勝ちを収め、「リング」誌とIBFクルーザー級王座の防衛に成功した。

試合前、オペタイアは統一王座および無敗王者の称号を懸けた戦いへの渇望を語ったが、必要な対戦相手が他の契約に縛られていたため、彼は基準に達していないと見なされる別の相手と戦わざるを得なかった。

基準以下の相手ではあったが、オペタイアは再び破壊的なパワーパンチを披露し、戦績を28勝無敗（22KO）に伸ばした。

「焦っていた。本当に早く倒したかったんだ。統一戦を追い求めているから、もどかしい」とオペタイアは試合後のリング上で語った。

「やるべきことはやったけど、まだまだこれからだ。世界王者たちを追いかけている、それに集中している。次はスルド・ラミレス、やろうぜ。あのベルトを奪いにいくんだ、行くぞ。」

「彼を悪く言うつもりはないが、その試合は簡単に実現できる。俺たちは準備ができている。」

スクエオは金曜日の計量でオペタイアより8ポンド軽く、両者が初回のグローブタッチを交わした瞬間に、その体格差と身長差は明らかだった。

オペタイアは序盤を使って、より身長の低い相手のリズムを探った。その間、スクエオは何度か右ストレートを的確にヒットさせ、数度にわたりオペタイアにクリーンヒットを与えた。

オペタイアがスクエオのパンチ力を軽視していたことは明白だった。地元ファイターのスクエオは前進し、左でボディを狙いながら右フックを頭に打ち込んだ。彼に返ってくるパンチは気にせずにいなしていた。

第4ラウンドで、オペタイアのボディショットの一つが、スクエオの後頭部を掴んだ状態で放たれたため、アメリカ人レフェリーのロバート・ホイルから警告を受けた。

しかしその救済はスクエオにとってわずか1ラウンドで終わり、第5ラウンドにオペタイアは右フックで相手の顔面を強烈に打ち抜き試合を決めた。意識ははっきりしていたものの明らかにダメージを受けたスクエオは、顎を骨折した可能性があり、10カウントの間ずっと右膝をついたままだった。

オペタイアの視線は次にクルーザー級の同僚王者たちへと向けられる。WBAとWBOの王座を保持するラミレスは6月28日にユニエル・ドルティコスと対戦する予定だ。WBC王者バドゥ・ジャックも、今年後半にノエル・ミカエリアンとの再戦を行う可能性がある。

「話しているのは10月のことだ。トゥルキ・アル・シェイク閣下はこの試合についてずっと言及している。でも、それは相手次第だ。彼らが『イエス、ここにいる、準備はできている、実現させよう』と言う必要がある」とオペタイアのマネージャー、ミック・フランシスは語った。

確かなことはひとつ、オペタイアはそうしたチャンスを逃すことなく、これまでのキャリアと同様に辛抱強く待ち続けるということだ。