カネロ・アルバレスと
テレンス・クロフォードによる、カネロが保持する『The Ring』誌認定およびスーパーミドル級4団体統一王座をかけた世紀の一戦まで、いよいよ57日――つまり明日でちょうど8週間となる。
会場はネバダ州ラスベガスにあるアレジアント・スタジアム。チケットは昨日24時間限定の先行販売が行われ、本日より正式に一般販売が開始された。
購入はticketmaster.comにて可能である。
価格帯は300レベルの座席が305.63ドルから、100レベルでは600ドル(いずれも税・手数料別)で、すでに多くの席が売れ始めており、購入可能な枠も急速に埋まりつつある。1人最大8枚まで購入可能。なお、リングサイドのVIPパッケージは9,000ドルを超える。
本日35歳の誕生日を迎えたカネロは、長年にわたり168ポンド級を支配してきた存在であり、2011年にマシュー・ハットンを破ってジュニアミドル級で初の世界王座を獲得して以来、数々の防衛を経てこの階級で10戦無敗の記録を誇る。一方、クロフォードも昨年8月に当時無敗だった
イスラエル・マドリモフを破り、同じジュニアミドル級でベルトを獲得している。
クロフォード(41勝0敗、31KO)は、自身のレガシーをさらに高めるため、4階級制覇を目指している。今回の試合は、彼が2023年7月にウェルター級で
エロール・スペンス・ジュニアを9ラウンドTKOで下し、147ポンド級を完全統一してから2年余りぶりのリング登場となる。クロフォードは当時その試合で圧倒的な強さを見せつけた。
このビッグイベントまで2カ月を残しており、アンダーカードの発表はまだされていないが、8月中には発表が始まると見られている。
このビッグイベントまで2カ月を残しており、アンダーカードの発表はまだされていないが、8月中には発表が始まると見られている。統一世界バンタム級王者の
中谷潤人や、『The Ring』誌でスーパーミドル級1位にランクされる
クリスチャン・エンビリといったビッグネームが、試合週の
盛り上げ役として出場する可能性が取り沙汰されている。また、トゥルキ・アル・シェイク閣下は今週、3日間にわたって合計20試合が行われる可能性があると語っており、豪華なサポーティングカードの一環としてスポーツ界全体にとっても大規模な週となる見通しだ。
なお、現地での観戦が難しい場合でも、この
イベントはNetflixにて独占ライブ配信される予定であり、詳細は試合日が近づくにつれて発表される見込みである。