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カラム・シンプソン、ヨーロッパ王座への足がかりとしてイヴァン・ズッコを警戒
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John Evans
John Evans
RingMagazine.com
カラム・シンプソン、ヨーロッパ王座への足がかりとしてイヴァン・ズッコを警戒
バーンズリー(イングランド)——昨年夏、カラム・シンプソンは、英国・コモンウェルス・スーパーミドル級王者ザック・チェリとの対戦で、地元バーンズリーのオークウェル・スタジアムに7,000人のファンを集めた。

28歳の彼はプレッシャーと期待の重圧を見事に乗り越え、接戦の末に判定勝利を収めたことで、一躍イギリス・ボクシング界の注目選手となった。あの夜の成功は多くの関係者にとっても驚きであり、再戦の開催が確実視されるほどであった。

そして今週土曜の夜、シンプソン(17勝0敗、12KO)は無敗のイタリア人イヴァン・ズッコ(21勝0敗、18KO)と空位のヨーロッパ168ポンド(スーパーミドル級)王座をかけて対戦する。会場は再びオークウェル・スタジアムで、今回は約1万5千人の観客が集まると見込まれている。試合はSky Sportsにて生中継される。


地元の英雄であるシンプソンは、イタリア人のズッコが厳しい試練を与えてくることを予想している。

「彼には大きな期待をしている」とシンプソンは木曜日の最終記者会見で語った。

「準備期間は十分にあったし、良いキャンプも積んできたはずだ。彼は強くてパワーがあり、ボクシングもできるし打ち合いもできる。前に出てきてプレッシャーをかけてくるスタイルで、パワーもある。これまでで一番タフな試合になると思っている。本当に厳しい試合を想定してトレーニングしてきたし、土曜日には観客に素晴らしい試合を見せたいと思っている。」

ズッコは冷静沈着なサウスポーで、シンプソンの試合数よりも多くのKO勝利を記録している元イタリア王者である。今回が次なるステージへ進むためのチャンスであり、格下と見られながらも、シンプソンと同等レベルの相手と戦ってきた経験がある。ピエモンテからこの一戦に賭けて乗り込んできた彼は、欧州王座獲得に高い意欲を示している。


「イングランドでの滞在はとても楽しい。歓迎も素晴らしく、みんなが敬意を持って接してくれる。これはとても大事なことだ」とズッコは語った。

シンプソンをKOできるかと問われると、「分からない。予想をすることはないし、今回もするつもりはない。これは自分の人生を変える試合だから、勝ちに来た」と語った。

シンプソンもまた、KO予告は控えている。彼は本来アグレッシブで強打の持ち主だが、自身が築き上げてきた注目度やステータスを考慮し、ヨーロッパ王座獲得がメジャー戦への道を開くことを理解している。


昨年のチェリ戦では、相手のやりづらいスタイルが観客受けするような試合展開にならなかったにもかかわらず、シンプソンは苛立つことなく、自らの試合前に立てたプランから一切ぶれずに戦い抜いた。今年もまた、強打を誇るズッコとの真っ向勝負の打ち合いには敢えて乗らないという強い意思を感じさせる構えで臨もうとしている。

「このレベルでは誰が誰をKOしてもおかしくない」とシンプソンは語る。

「ヨーロッパタイトルが懸かっている大一番だ。もちろん、俺は誰だってKOできるという自信がある。勝つのは間違いない、100%だ。KOするって言いたいところだけど、それを言ったらコーチが怒るからな。俺は勝つ。

KOでも判定でも関係ない。最終的に俺の手が上がって、バーンズリー初の“生粋のバーンズリー育ちの欧州王者”が誕生する、それだけが重要なんだ。」


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