トップランクは、WBOウェルター級王者ブライアン・ノーマン・ジュニアと複数年契約延長を結んだことを水曜日に発表した。

このニュースは、ノーマンが11月22日にサウジアラビア・リヤドでデビン・ヘイニーを相手に3度目の王座防衛戦を控える中で明らかになった。

「ブライアン・ノーマン・ジュニアを見ると、私がプロモートしてきた伝説的なウェルター級選手たちを思い起こす。彼には世代を代表するファイターになるために必要な身体能力と成熟さが備わっている」とトップランクのボブ・アラム会長は語った。

「彼のキャリアの次の段階に関われることを非常に嬉しく思う。世界王者からパウンド・フォー・パウンドの頂点へと昇り詰める姿を私は確信している」

ノーマン（28勝0敗、22KO）は、2022年12月に22勝0敗の戦績でトップランクと契約して以来、同社と関わりを持ってきた。

「私は忠誠を信じている。トップランクは最初から自分を信じてくれた。だからこそホームチームと共に歩み続けることを誇りに思う。我々はまだ始まったばかりだ」とノーマンは述べた。

一連の地道な勝利を経て、ノーマンは昨年、ジョヴァニ・サンティランを豪快なKOで下し、WBO暫定王座を獲得することで大きな足跡を残した。

その後、元4団体統一王者テレンス・クロフォードが階級を離れたことで正規王者に昇格した。手の手術からの回復後、今年はデリック・クエバスと佐々木尽を相手に王座を防衛した。

特に日本で行われた佐々木戦での5ラウンドTKO勝ちは衝撃的であり、年間最優秀KO候補の一つとされている。

「ブライアン・ノーマン・ジュニアを今日の地位に押し上げるまでには、チーム全体の努力があった」とファイターズ・ファースト・マネジメントのCEOであるエイドリアン・クラークは語った。

「ブライアン・ノーマン・シニア、ジョリーン・ミゾーン、そして殿堂入りマッチメーカーのブラッド・グッドマンとブルース・トランプラーの貢献を称賛したい。トップランクとのパートナーシップを今後も続けられることに胸を躍らせている」

ジョージア州デケーター出身の24歳ノーマンは、男子ボクシングにおける2番目に若い王者である。

DraftKingsは、ノーマンをデビン・ヘイニー戦でマイナス135のオッズで有利、ヘイニーをプラス105の下馬評と位置付けている。

Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任ライターである。 X （旧Twitter）およびInstagramでは@ManoukAkopyanで連絡可能。