ベン・ウィッタカーは、土曜夜にDAZNで生中継されるマッチルーム初陣、
ベンジャミン・ガヴァジ戦の前に行われた計量を無事に終え、自身のニックネーム“ザ・サージョン”の理由を見せると約束した。
アンディ・リーの指導を受けるライトヘビー級のウィッタカーは、待望の再戦で
リアム・キャメロンを難なく退けてから7か月を経て、今年2度目のリングに上がることになる。
ウィッタカーは新たなプロモーション体制の後押しを受けてリングに上がることになる。ベン・シャロームやBOXXERと過ごしたほろ苦い時期を経て、エディ・ハーンからの“お墨付き”によって再び活性化している。一方、ドイツのガヴァジ(19勝1敗、13KO)は、地元のヒーローに圧力をかけ、番狂わせを起こすチャンスがあると見ており、世界レベルへ向けて着実に競争力を積み重ねている最中だ。
ウィッタカー(9勝0敗1分、6KO)は、引き締まった肉体を披露しながらカメラに向けてポーズを取った後、マッチルームのジェイミー・ムーアに「見栄えいいだろ。」と冗談を飛ばした。
「アイルランドでトレーニングして、気分もいいし、ショーを見せる準備はできている。こうなることは分かっていた。いよいよショータイムだ。あいつはいいエネルギーを出していて、戦いに来ている。だから今こそ、俺がザ・サージョンと呼ばれる理由を見せる。俺は完璧主義者だ。あいつを崩しながら、その過程でもしっかり見栄え良く仕上げる。」
そのほかの試合では、
キャメロン・ヴオンが、
ギャビン・グウィンとの因縁をついに過去のものにしようとしている。両者は、12か月前に行われた接戦の再戦に臨むことになり、その試合では多くの人々が、ウェールズのベテランであるグウィンが僅差で勝ち点を上回っていたと感じていた。
今回はライト級での一戦となり、ベン・デイヴィソンの指導を受けるホープ(9勝0敗、4KO)は、今度こそ疑念を残すつもりのないベテラン相手に、前回以上のパフォーマンスを見せたいと考えている。
コモンウェルスゲームズ銅メダリストのアーロン・ボウエンは、空位の地域タイトルを懸けた10回戦で自身初のタイトル戦に臨む。一方、世界タイトルを追うモリー・マッキャンは、DAZNで午後2時(東部時間)/午後7時(GMT)に配信される4試合構成のメインカードのオープナーとして、再びストップ勝ちを狙っている。
以下が全計量結果だ。
メインカード
ライトヘビー級 10回戦
- ベン・ウィッタカー 174.8ポンド
- ベンジャミン・ガヴァジ 174.5ポンド
ライト級 10回戦
- キャメロン・ヴオン 134.9ポンド
- ギャビン・グウィン 134.5ポンド
ミドル級 10回戦
- アーロン・ボウエン 159.0ポンド
- トム・カウリング 159.9ポンド
ジュニアフェザー級 6回戦
- モリー・マッキャン 121.9ポンド
- エボニー・コットン 120.9ポンド
アンダーカード
ジュニアライト級 6回戦
- アルフィー・ミドルミス 129.9ポンド
- エンヘル・ゴメス 132.9ポンド
ライト級 8回戦
- ゼルファ・バレット 136.6ポンド
- リアム・ディロン 137.9ポンド
ジュニアライト級 10回戦
- イブラヒム・スライマーン 129.5ポンド
- ニコ・オグベイデ 129.0ポンド