アンソニー・ジョシュアの次戦は、再びクロスオーバー戦となる可能性がある。

金曜夜にジェイク・ポールをKOした後、ジョシュアとプロモーターのエディ・ハーンは、2月にキックボクシング界のスター王者リコ・フェルフーフェンとの対戦が計画されているとの噂について言及する。

「2月に向けて、トゥルキ・アル・シェイクと対戦の可能性について話をしてきた」とハーンは、ジョシュアがポールを6回KOした後のマイアミでの記者会見で語る。「いくつか候補の名前が挙がっているが、最大の課題は今夜から数えて8週間しかないことだ。彼は新しいチームとともに、8〜9週間に及ぶ非常に厳しいキャンプを積み、徹底的に鍛え上げられてきた」

「そのため、チームと腰を据えて話し合い、いつ復帰できるかを決めることになる。理想的にはその時期だが、準備が整っているかを見極める。相手がリコになるのか、別の誰かになるのかは、まだ最終決定していない。ただ、日程については今後4〜6日で詰めていく。万全でなければ無理に復帰させるつもりはないが、そう長くはならない。春に試合を行い、その後は当然タイソン・フューリーと戦う計画だ」

オランダ出身の36歳、フェルフーフェンはキックボクシングで66勝（21KO）10敗の戦績を誇る。11月には、12年間にわたって保持してきたGLORYヘビー級王座を返上した。

フェルフーフェンは2014年に一度だけプロボクシングを経験し、2回TKO勝利を収めている。また、キャリア唯一のMMA戦でも勝利を挙げている。

「これは別れではない。また会う日までだ」とフェルフーフェンは発表当時に語る。

フェルフーフェンが選択肢として残る一方で、ジョシュア（29勝4敗、26KO）は、同じ英国人で元ヘビー級王者のタイソン・フューリー（34勝2敗1分、24KO）との注目を集めてきた一戦に、直接進むことを望んでいると語る。

「できれば1、2週間以内に何らかのニュースを届けたい」とジョシュアは語る。「私はタフな男だ。前に進みたい」

ハーンとジョシュアは、途中で別の挑戦を挟むことなく、フューリー戦に直行したい考えを強調する。フューリーは1月、オレクサンドル・ウシクに2戦連続の判定負けを喫した直後、再び引退を表明していた。

「その怠け者に8週間やる」とジョシュアは、フューリーのしゃがれ声をまねて語る。「契約にサインする猶予は24時間だ。男かどうか、腹の出た強欲者かどうか、見てやろうじゃないか」

Manouk Akopyanは『ザ・リング』の主任ライターである。Xおよびインスタグラムは @ManoukAkopyan。