オースティン・ウィリアムズは、自分が世界チャンピオンになる運命にあると繰り返し語ってきた。
その証明のチャンスを、数か月以内に手にする可能性がある。
プロモーターのエディ・ヘーンによると、IBF世界ミドル級ランキング3位のウィリアムズは、12月6日にサンアントニオで行われる
ジャニベク・アリムハヌリ対エリスランディ・ララの王座統一戦の勝者と対戦する最有力候補にいるという。
ウィリアムズ(19勝1敗13KO)は、本来ならIBFとWBOの王者アリムハヌリとすぐに戦う立場にあったが、カザフスタン出身のアリムハヌリには、WBA王者ララと三団体統一戦を行うことがIBFから認められた。
IBFはまた、ウィリアムズに書面で「その試合の勝者は次にあなたと対戦する義務がある」と通達した。
「我々はウィリアムズ対アリムハヌリ戦の入札を申請した」と、エディ・ヘーンはiFL TVに語った。「しかし彼らはララと戦うための特例を求め、それが認められた。IBFはアモ・ウィリアムズに書面で伝えている。12月7日、その試合の勝者には例外なしであなたとの対戦命令が出される、と。」
ウィリアムズは本来、7月19日にIBFランキング2位のエティノサ・オリハとアリムハヌリへの挑戦権を懸けて戦う予定だった。しかし、オリハが眼の負傷で欠場し、
その代役として出場したイバン・バスケスをウィリアムズが9回TKOで下した。この勝利でウィリアムズは初の世界タイトル挑戦の目前に迫った。
そして、IBFの計画どおりに進めば、彼はあとは相手が誰になるのかを待つだけだ。
「これはアモにとって途方もなく大きなチャンスだ」とヘーンは言う。「つまり次戦で、アモ・ウィリアムズは統一世界ミドル級タイトルを懸けて戦うことになる。」