アレクシス・ロチャと
ラウル・クリエルが、昨年12月の激闘で12ラウンドのマジョリティドロー(1-1-1)に終わった試合の再戦を、2026年1月16日に行うことが決定した。
ザ・リングが得た情報によると、このウェルター級の一戦は、カリフォルニア州パームデザートのアクリシュア・アリーナで開催され、ゴールデンボーイ・プロモーションズ主催の
DAZN配信イベントの一部として行われるという。
ロチャは
The Ringのウェルター級ランキングで第6位、そして2016年メキシコ五輪代表のクリエルはその直後の第7位に位置している。
ロチャ(25勝2敗1分、16KO)とクリエル(16勝0敗1分、14KO)は、今年初めに再戦する予定だったが、ロチャが負傷により離脱を余儀なくされていた。
「この数ヶ月間、ケガを負ってからリハビリに専念していた。ジムにもボクシングにも離れているのが本当に辛かった」とロチャは6月21日にSNSで語っていた。
28歳のロチャが治療に専念していた間、29歳のクリエルはフレディ・ローチのもとを離れ、南カリフォルニアで2024年度最優秀トレーナーのロバート・ガルシアに師事。6月28日には
ビクター・ロドリゲスを4ラウンドでノックアウトしている。
「ラウルもアレクシスも再戦を望んでいたし、ファンも、そしてプロモーターも同じ気持ちだった」とクリエルのマネージャーであるフランク・エスピノサはザ・リングに語った。「私はゴーサインを出した。ラウルもロバートも準備万端だ。初戦は年間最高試合級の内容だったし、今度こそ決着をつけて、ラウルを2026年の世界タイトル戦へつなげたい。彼が輝く時が来たんだ。」
ロチャとクリエルの初戦は、カリフォルニア州オンタリオで行われた激しく拮抗したファン好みの攻防戦だった。採点は2人のジャッジが114-114、もう1人がロチャを116-112とした。コンピュボックスの集計によると、ロチャは818発中205発をヒットさせ、クリエルは731発中232発を命中させている。
また、エスピノサはザ・リングに対し、自身がマネージメントする25歳のウェルター級有望株、リカルド・ルバルカバ(14勝0敗1分、10KO)もアンダーカードで登場予定だと明かした。
Manouk Akopyan はザ・リングのリードライター。
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Instagram: @ManoukAkopyan