アギット・カバイエルの次のタイトル戦は、地元ファンの前で行われる予定だ。
『ザ・リング』ヘビー級ランキング3位で、現WBC暫定王者のカバイエルは、クイーンズベリー・プロモーションズの発表によると、1月10日に母国ドイツ・オーバーハウゼンのルドルフ・ウェーバー・アリーナでリングに復帰する。
対戦相手はまだ決まっていない。
33歳のカバイエルは、ここ最近めざましい活躍を見せている。彼が真のトップレベル・ヘビー級として存在感を示し始めたのは2023年のことだった。当時無敗だった有力コンテンダー、
アルスランベク・マクムドフ(21勝2敗、19KO)を4ラウンドでストップし、番狂わせを演じたのだ。
続く試合でも彼はアンダードッグと見られていた。昨年5月、
フランク・サンチェス(25勝1敗、18KO)と対戦した際、キューバ人のサンチェスはフットワークを使って動き回ろうとしたが、カバイエル(26勝0敗、18KO)の圧力に耐え切れず、7ラウンドでストップされた。
そしてその勢いは止まらず、2月22日にはサウジアラビア・リヤドのANBアリーナで
ジーレイ・チャン(27勝3敗1分、22KO)を6ラウンドで仕留め、タ
フな中国人コンテンダーを初めてストップした男となった。