リヤド・シーズンで頭角を現した
アジト・カバイエルが、この秋、ドイツで凱旋試合を行う見通しとなった。
32歳のカバイエルは、無傷の26勝(18KO)という戦績を積み重ね、The Ringランキングで現在第4位にランクインしている。
直近の3試合はいずれもリヤドで行われ、アルスランベク・マクムドフ、フランク・サンチェス、
そして直近ではWBC暫定王座を懸けてチャン・ツィレイを下すなど、目を引く勝利を重ねてきた。
カバイエルと対戦する前、この3人の合計戦績は69勝2敗1分という驚異的な数字を誇っていたが、カバイエルは全員をストップし、自身が世界トップレベルのヘビー級であることを証明した。
その戦果のご褒美として、カバイエルは2年以上ぶりにドイツでの凱旋試合に臨むことになる。
プロモーターのフランク・ウォーレンは
ザ・リングに対し、「この秋にドイツで興行を開催したいと考えており、カバイエルがメインイベントを務めることになるだろう」と語った。
「彼はスピードのあるパンチと、必要なときには打ち合いもできる能力を備えた非常にエキサイティングなファイターであることを証明してきた。」
「対戦相手については既に考えているプランがあり、彼は非常に良い立ち位置にいる。彼にとって魅力的な試合はいくらでもある。」
今回の興行は、ウォーレンとクイーンズベリーにとって、ユニバーサルとともに開催していた時代以来、約40年ぶりのドイツでのプロモーション復帰となる。
ウォーレンは続けてこう語った。「しばらく間が空いたが、かつてピーター・コールやユニバーサルと一緒にドイツでプロモートし、活動していたことがある。」
「当時は多くの試合が行き来していて、本当に楽しかったし、いくつかの素晴らしい勝利も挙げることができた。あれは80年代後半から90年代初頭のことだが、そろそろまた戻る時期かもしれない。」
「アンダーカードには何人か自分たちの選手を出すかもしれないが、基本的にはドイツのボクサーたちにチャンスを与えたいと考えている。」