ヨカスタ・バジェは、7月18日にコスタリカ・グアナカステ州リベリアの「カマラ・デ・ガナデーロス」で開催される凱旋興行のメインイベントで、ロシオ・ガスパーと対戦する。
バジェ(33勝3敗、10KO)は、WBC世界ストロー級王座の防衛戦として、同級6位の挑戦者であるペルーの
ガスパー(12勝2敗、3KO)と拳を交える。32歳のバジェはこれまでに3階級制覇を達成しており、前戦では
3月29日にタイトル戦ではなかったものの、フライ級でマーレン・エスパルサにスプリット判定勝ちを収めている。 当時は、
ゴールデンボーイ・プロモーションズがバジェを、フライ級4団体統一王者ガブリエラ・フンドラの対戦候補として売り出そうとしているように見えたが、バジェは自らのプロモーション「Yoka Sport & Boxing Promotions」の下、再び105ポンド級(ストロー級)に戻り、自らの王座を守る道を選んだ。
バジェは、2024年3月に
セニエサ・エストラーダとの間でザ・リング誌、IBF、WBA、WBC、WBOの105ポンド統一王座を懸けて戦い、競り合いの末に10回戦で判定負けを喫して以来、3連勝中だ。エストラーダはその後すぐに引退し、タイトルを返上。それによりバジェは、昨年11月1日にグアナカステでエリザベス・ロペス・コルソに勝利し、WBC王座を獲得した。
一方のガスパーは、2022年12月に
ティナ・ルッペレヒトに判定で敗れて以来、試合から遠ざかっている。直近3試合のうち2敗を喫しているが、それ以前は2016年12月から2022年8月まで、実に5年半のブランクがあった。
バジェは現在、ザ・リング誌によるストロー級空位王座の第1位コンテンダーにランクされている。対するガスパーは、同誌の105ポンド級ランキングにおいてトップ5に名を連ねていない。
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任ライター。X(旧Twitter)およびInstagram:@ManoukAkopyan をフォロー。