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ヨエニス・テレスは、どんな形であれ世界王者になることにこだわらない
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Nate Marrero
Nate Marrero
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ヨエニス・テレスは、どんな形であれ世界王者になることにこだわらない
多くのボクサーにとって、究極の夢はいつの日か勝利の手を挙げられ、世界王者として戴冠することだ。

しかし、ヨエニス・テレスにその瞬間が訪れるかどうかはボクシング界の政治次第だ。テレスは現在WBAスーパーウェルター級の暫定王者であり、正規王座はPFPの偉大な王者テレンス・クロフォードが保持している。

クロフォード(41勝0敗、31KO)は、9月13日にラスベガスでサウル “カネロ” アルバレス(63勝2敗2分、39KO)のスーパーミドル級4団体統一王座に挑む予定であり、その際にベルトを返上する可能性が高い。そうなれば、テレス(10勝0敗、7KO)はWBAスーパーウェルター級の正規王者に昇格するか、もしくは誰かと対戦して王座を争うことになる。

その瞬間がどのように訪れるかは、テレスにとって最も小さな問題だ。昇りゆくキューバ人スターにとって重要なのは、自分の正当な権利だと信じるものを手に入れることだけである。

「俺の使命は戦うことだ」とテレスは通訳を介して『ザ・リング・マガジン』に語った。「それを得るために戦わなければならないかどうかは関係ない。俺は自分が勝ち取ったものを欲しいだけだ。もし俺が勝ち取ったのなら喜んで受け入れるし、戦わなければならないならそうする。俺は戦うためにここに来たんだ。それが俺のやるべきことだ。」




テレスは『ザ・リング』誌スーパーウェルター級ランキング10位であり、今週土曜日、フロリダ州オーランドのカリブ・ロイヤルで開催されるMost Valuable PromotionsのDAZN興行で、アバス・バラオと対戦し暫定王座の初防衛戦に臨む。華麗なアマチュア経歴を持つこのキューバ人は、3月1日にニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センターで元統一スーパーウェルター級王者ジュリアン・ウィリアムス(29勝5敗1分、17KO)に圧倒的な判定勝ちを収め、暫定王座を獲得した。

テレスはスーパーウェルター級というボクシング屈指の激戦区で急速に頭角を現している。2020年のプロデビュー以来、ここまでの快進撃を支えてきたのはチームの存在と指導だと彼は語る。

「チームは俺を信じてくれた」とテレスは言う。「キャリア初期から大きな試合や大きな挑戦を与えてくれたんだ。今はその先を見据えている。」

バラオ(16勝1敗、9KO)はテレスのキャリアで最も重要な試練となる。ドイツのスーパーウェルター級コンテンダーである彼は現在7連勝中で、WBAランキング1位に位置している。昨年6月にマコーリー・マクガワンに判定勝ちして欧州スーパーウェルター級王座を防衛して以来、14か月ぶりのリング復帰となる。

テレスがこの階級のトップに立つためには、まずバラオを突破する必要がある。そしてもし勝利してWBAスーパーウェルター級の正規王者に昇格すれば、その成果は自分自身のためだけではなく、故郷サンティアゴ・デ・クーバの仲間や支えてきた人々のためのものでもある。

「これほど大きな舞台で祖国を代表できることを本当に誇りに思う」とテレスは語った。「自分を支えてくれたキューバ人や、俺が生まれ育った場所を代表しているんだ。」


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