オーランド発――土曜夜遅く、カリブ・ロイヤルで2つの暫定王座が懸けられる。
メインイベントでは、無敗のフライ級
ヤンキエル・リベラと
アンヘリーノ・コルドバがWBA暫定王座を争う。セミファイナルでは、ヨエニス・テレスがWBA暫定スーパーウェルター級王座の初防衛戦でアバス・バラオと対戦する。
この2試合に先立ち、女子の世界タイトル戦を含む全7試合が行われる予定だ。
オーランドからの結果は以下の通り――
ジャスミン・アルティガがリン・サンドストロームを3ラウンドで仕留める
ジャスミン・アルティガの初防衛戦は、彼女が望んだ通りの完璧な内容となった。アルティガはプレッシャーと手数でリン・サンドストロームを圧倒し、3ラウンドTKOでWBAスーパーフライ級王座を守った。
地元タンパ出身のアルティガ(14勝0敗1分、7KO)は初回から主導権を握り、ロープ際でストレートの左を浴びせてサンドストローム(10勝4敗3分、2KO)をぐらつかせた。その後も連打を浴びせ、サンドストロームがディフェンスに徹する中、レフェリーのマッシモ・モンタニーニが試合をストップした。
ジャメイン・オルティスが代役のアンビオリクス・バウティスタを3ラウンドKOで沈める
ジャメイン・オルティス(20勝2敗1分、10KO)はスピードとコンビネーションで最初の2ラウンドを支配した。3ラウンド目、アンビオリクス・バウティスタがボディーへ左フックを放とうとした際に左腕を痛めたように見え、膝をついた。
レフェリーのアリシア・ヤングが試合を再開すると、オルティスはコーナーで連打を浴びせ、最後は左ボディーフックでバウティスタ(19勝3敗、11KO)を倒し、ヤングが即座に試合をストップした。
バウティスタは代役として急遽リングに上がった相手で、本来の対戦相手だったスティーブ・クラゲット(39勝8敗2分、27KO)は負傷により出場を取りやめていた。
ナット・ダヴがランディ・リン・モラレスを5ラウンドでストップする
ナット・ダヴは圧倒的なパフォーマンスを見せ、5ラウンドTKO勝利を収めた。
ダヴ(6勝0敗1分、2KO)はストレートの右を的確に当て続け、5ラウンドを通してランディ・リン・モラレス(5勝6敗、3KO)の頭部とボディーに強打を浴びせた。レフェリーのルイス・パボンが試合をストップし、ダヴの完勝となった。
ジョスリン・カマリーヨがアグスティーナ・バスケスに判定勝ち(3-0)
ジョスリン・カマリーヨ(5勝0敗、0KO)は、4回戦ジュニアフライ級でアグスティーナ・バスケス(4勝5敗2分、0KO)に判定勝ちし、無敗記録を守った。