ザンダー・ザヤスとホルヘ・ガルシア・ペレスは、WBO世界スーパーウェルター級王座をかけて対戦することで合意に達した。
「WBOは、トップランク、ゴールデンボーイ、ザンファー・プロモーションズの間で本件の試合に関する合意が成立したことを確認する。試合日および会場は後日発表される」と、WBOのグスタボ・オリビエリ会長がSNSで述べた。
複数の関係者が『
ザ・リング・マガジン』に明かしたところによると、この試合は7月にニューヨークで開催される可能性があるという。ザヤスはトップランクと契約しており、ペレスはゴールデンボーイとザンファーの両プロモーションによりプロモートされている。
プエルトリコ出身のザンダー・ザヤス(21勝無敗、13KO)は、直近の3試合すべてをニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン・シアターで行っており、2月にはスラワ・スポマーに9回TKO勝ちを収めている。
一方、メキシコ出身で28歳のホルヘ・ガルシア・ペレス(33勝4敗、26KO)は、4月にカリフォルニア州オーシャンサイドで行われたチャールズ・コンウェル戦でキャリア最高のスプリット判定勝ちを挙げたばかりだ。
22歳のザヤスとペレスは、セバスチャン・フンドラが以前保持していたWBO王座をかけて対戦する。「ザ・タワリング・インフェルノ」ことフンドラは、7月19日に予定されている
ティム・チューとの再戦に進むことを選んだため、最近この王座を剥奪された。
WBOは、フンドラが2024年3月22日にショーダル・ブッカーをストップした勝利の後、ザヤスとの指名試合を命じていた。しかし、合意に至らなかったため、WBOは入札審理を設定し、その後フンドラを王座から剥奪した。
フンドラがWBO戦線から外れたことで、次にランキング上位だったペレスに挑戦の機会が与えられた。
フンドラは現在、2024年3月にティム・チューをスプリット判定で下して獲得したWBC世界154ポンド王座も保持している。
ザヤスはWBOランキングで1位、ペレスは2位に位置している。
『ザ・リング・マガジン』のランキングでは、ペレスが同階級で9位、ザヤスが10位とされている。
なお、同階級の他の王者には、WBA王者テレンス・クロフォード、IBF王者バフラム・ムルタザリエフがいる。『ザ・リング・マガジン』の王座は空位となっている。
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任ライター。
X(旧Twitter)およびInstagramで @ManoukAkopyan をフォロー。