ライトヘビー級の有力選手ウィリー・ハッチンソンは、昨年9月にジョシュア・ブアツィに敗れて以来の再起を目指し、トレーナーのシェーン・マクギガンとタッグを組むことになった。
26歳のハッチンソンは、ウェンブリー・スタジアムで行われたWBO暫定王座戦でブアツィに2度ダウンを喫し、スプリット判定で敗れて戦績は18勝2敗(13KO)となった。
スコットランド・カーステアズ出身のスイッチヒッターであるハッチンソンは、以前ドミニク・イングルのもとでもトレーニングしていたが、ブアツィ戦ではミルコ・ウルフの指導を受けていた。今回は東ロンドンにあるマクギガンのジムに合流している。
ちなみに、ハッチンソンが昨年6月にリヤドのキングダム・アリーナでクレイグ・リチャーズに判定勝ちした際、対角コーナーにいたのがマクギガンだった。
その後、リチャーズはマクギガンのジムを離れ、エセックスに戻ってマッチルーム・ジムでトニー・シムズのもとに戻ったことで、ハッチンソンにとってマクギガンのジムに加わる道が開かれた。
ハッチンソンが加わったのは、国内でも屈指の成功を収めているジムであり、元クルーザー級世界王者クリス・ビラム=スミス、スーパーバンタム級統一王者エリー・スコトニー、WBCライト級王者キャロライン・デュボア、そして新星アダム・アジムといった選手たちが、現在レイトンにあるマクギガンのもとでトレーニングを積んでいる。
「これは特別なものになる。」とハッチンソンはインスタグラムに投稿した。「これからはシェーン・マクギガンに指導してもらう。今週末には試合のニュースも出る予定。世界タイトルを獲りにいく時が来た。」
マクギガンはこう付け加えた。「覚悟しておけ。これは恐ろしい組み合わせになる。」