ヘビー級の
ディリアン・ホワイトは、今週土曜にイプスウィッチで予定されていた興行を欠場することになった。8月に控える「ビッグファイト」が最優先となったためだ。
37歳のホワイトは、ポートマン・ロードで開催される
ファビオ・ウォードリー主催の興行のアンダーカードで10回戦を戦う予定だったが、主催者のフランク・ウォーレンは、ホワイトが今回の試合に出場しないことを明らかにした。
今年に入り、ホワイトは4月5日にジョー・ジョイスとの試合を控えていたが、ジムでの偶発的なダンベルによる指の負傷により、試合をキャンセル。今回が2度目の欠場となる。
「彼は今回の興行に出場しない」とウォーレンは水曜日にボックスネーションに語った。
「8月に大きな試合のチャンスがあり、それを今調整している。彼にとって重要な試合なので、そちらを優先することになる。」
「彼はそれを望んでいるし、イプスウィッチで戦うよりもずっと大きな試合を望んでいる。それが実現することになる。本当に大きな試合だ。」
関係者が
ザ・リング誌に語ったところによると、ホワイトはニュージーランドのヘミ・アイオとの対戦がポートマン・ロードでほぼ決まりかけていたが、12月にジブラルタルでエベネザー・テテに勝利して以来の初戦を狙っていた。
ウォードリーとジャスティス・フューニーの対戦会見では、ホワイトも出場することが確認されていたが、元世界ヘビー級挑戦者の彼は再びアクティブに戦いたいと語っていたものの、その願いは延期されることになった。
「ここ3年間の無活動が俺のキャリアを殺してきた」とホワイトは語った。
「7月末か8月初めに大きな試合を控えている。だからその前に何か試合をしたいと思っていた。早く試合に戻らなければならないと感じている。真剣にラストチャンスを狙っているし、世界タイトルを争いたいんだ。だから試合に臨むときはただ参加するだけじゃなく、勝つ可能性を十分に持っていなければならない。勢いをつけて挑みたいんだ。」
しかし、計画に変更があったようで、ホワイトは数か月後に別の大きな試合に直接臨むことになりそうだ。