WBOフェザー級王者ラファエル・エスピノサが11月15日にメキシコ・サンルイス・ポトシで復帰することが決定したと、事情に詳しい関係者が
『ザ・リング・マガジン』に明かした。
対戦相手はまだ最終決定していないが、元王者ルイス・アルベルト・ロペスとの対戦となる可能性はほとんどないという。「ベナード」ロペスはオールメキシカン対決を強く望んでいるが、エスピノサのプロモーターであるザンフェル社は、エスピノサにふさわしい別の相手を探している状況である。
この興行はトップランク社との共同プロモーションで行われる予定であり、IBFスーパーライト級挑戦者決定戦として、リンドルフォ・デルガド(23勝0敗、16KO)対
ガブリエル・ゴラズ・バレンスエラ(31勝4敗1分、17KO)の一戦も予定されている。また、
エミリアーノ・バルガス(15勝0敗、13KO)と
リチャード・トーレス(13勝0敗、11KO)の試合もそれぞれ組まれる予定であると、同関係者は伝えている。
“エル・ディビーノ”ことエスピノサ(31勝0敗、27KO)は、今年5月に
エドワード・バスケスを7回TKOで下し、3度目の防衛に成功した。メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ出身の31歳は、2023年12月の激闘でロベイシ・ラミレスから126ポンド王座を奪取し、同年12月の再戦でも6回TKOで勝利し、その勝利がまぐれでなかったことを証明した。その間にはセルヒオ・チリーノ・サンチェスに対する防衛戦も行っている。
エスピノサは126ポンドで
『The Ring』ランキング1位に位置している。
Manouk Akopyanは『ザ・リング・マガジン』の主任記者である。 X (旧Twitter)およびInstagramでは@ManoukAkopyanで連絡可能。