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TKV、アデレイ戦の誤審を受けてBBBoCに「正しい判断を」と要求 再戦はロンドンでメインにすべきと主張
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Declan Taylor
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TKV、アデレイ戦の誤審を受けてBBBoCに「正しい判断を」と要求 再戦はロンドンでメインにすべきと主張
ジェイミー“TKV”・チケバは、自身がデビッド・アデレイに喫した物議を醸すストップ負けについて、英国ボクシング統括委員会(BBBoC)が再審査の場で「正しい判断」を下してくれると確信している。


31歳のチケバは、マンチェスターのCo-Opライブ・アリーナで行われた空位の英国ヘビー級王座決定戦の第6ラウンドに2度のダウンを喫し、その直後にレフェリーのロン・カーニーが試合をストップした。


しかし、アデレイが最初のダウンにつながる強烈な左フックを違反気味に放ったように見えたことで、チケバのチームは激怒しており、プロモーターのベン・シャロームもその裁定に強く反発していた。


カーニーは「ブレーク」と2回口にしており、さらにアデレイが左フックを放つ直前にはチケバの腕にも触れていた。そのフックが結果的に試合のストップにつながった。


その後、ボクサー社はこの試合に関して英国ボクシング統括委員会(BBBoC)に対して正式に抗議を申し立てた。「ザ・リング・マガジン」が月曜日に報じたところによると、委員会は水曜日にこの件について協議を行う予定だ。


この試合をマンチェスターで開催したプロモーター、フランク・ウォーレンでさえ、レフェリーの判断が「誤っていた」と認めており、現在はBBBoCの決定を待っている状況だ。


同様にチケバも、火曜の午後に「ザ・リング・マガジン」の取材に応じた際は、落ち着いた様子を見せていた。


チケバは「何が起きるかは分からないけど、委員会が正しい判断を下してくれると信じている。彼らはきっと正しい決定をしてくれるはずだし、今はただそれを待っているところだ。」と語った。


「決めるのは彼らだ。何をすべきか分かっているはずだし、この場合における“正しいこと”も分かっているはず。あとは委員会の判断に委ねるしかない。」


あのような形での敗戦が戦績に残ることについて残念に思うかと尋ねられたチケバは「人々が真実を分かってくれていれば、それだけで十分だよ。」と答えた。


「特に強い感情はないんだ。でも大事なのは、自分が大丈夫だってこと。落ち込んでもいないし、悔しさも怒りも感じていない。」


即時再戦の可能性について尋ねられた“TKV”は「どの興行がベストかを見極める必要がある。でも、俺はいつでも戦う準備ができている。今回の試合は、もしかしたらロンドンで単独メインを張れるかもしれない。」と言い加えた。


プロモーターとしてのキャリアの中で「最も恥ずべき場面だった」とシャロームはすぐに断言し、判定の取り消しを求めた。一方、TKVのトレーナーであるバリー・スミスは、カーニーにはこれほど大きな試合を裁く力量がなかったのではないかと指摘している。


「もしかしたら、ああいう試合の経験がなかったのかもしれないし、単にそういうレベルの試合を裁くには経験が足りなかったのかもしれない」とTKVは語った。「そこは“経験不足”として受け止めよう。」


「もし再戦が行われるとしたら、同じミスはもう起きないと思う。委員会は、そうした状況にきちんと対処できて、試合中に正しい判断を下せる人を配置するはずだ。」


「自分は勝利に向かっていたと信じている。すべてのラウンドを取っていた感覚があったし、ジャブだけで完全に主導権を握っていた。ジャブのバリエーションを増やす必要すら感じなかった。それくらい順調に進んでいたと思う。」


「みんなは実際に見たものに反応してくれているから、自分としては試合内容にも、これまでの反響にも満足している。もし自分が一方的に打たれて、ラウンドも全部取られて、何も上手くいっていなかったとしたら、こんな状況にはなっていなかったはず。もしそうだったら、もっと受け入れがたかったと思う。」


試合直後、アデレイのトレーナーであるアダム・ブースは「常に自分の身を守れ」というボクシングにおける最も基本的なルールをチケバが守らなかったと指摘した。しかし、TKVはこれに反論している。


その言葉が正しいとは思うけど、それは“ルール”じゃなくて“推奨事項”だ」とTKVは語った。「でも、あの場面に関してはそういう話ではなかった。レフェリーが『ブレーク』と言って、選手を引き離すべきだったんだ。自分は、ホールドしていたのは自分ではないと示すために腕を広げたんだ。」


「レフェリーが僕たちを引き離すべき場面だったんだ。あの瞬間、自分でも『おかしい』と感じたから、困惑して彼の方を見た。でも彼はカウントを始めた。あの夜、レフェリーは完全に判断を誤ったんだ。」


「最初はレフェリーの対応に混乱した。彼がカウントを始めたことに驚いたんだ。『ブレーク』って言ってたから、『立ち上がらなきゃ』と思ったよ。しかも彼にはすでに、『もし次にブレークの指示中にパンチを打てば減点する』と言われていた。だから自分は、ただレフェリーの指示に従おうとしていただけなんだ。」


「クリンチに入ったとき、アデレイが自分の腕をつかんでいた。レフェリーは自分に向かって『ブレーク、ブレーク』と言っていたから、2回ブレークを言って腕にも触れてきたし、引き離すものだと思ってた。だから顔をそちらに向けようとした瞬間に、パンチを打たれて、それが見えなかったんだ。」


「レフェリーがカウントを始めたとき、『立たなきゃ』と思って立ち上がった。アデレイは連打を浴びせてきたけど、一発もクリーンヒットはしていなかったし、前腕で押し倒されたんだ。コーナーを見たら、『8カウントを聞いてから立て』と言われた。もし自分が意識を失っていたら、その指示も聞こえてなかったはず。でもレフェリーはそのまま試合を止めて、会場は大混乱になった。」


「そのの状況にはみんな怒ってたけど、結局のところ、俺たちにできることは限られてるんだよな。」

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