カネロ・アルバレスの次の一手は何か？

テレンス・クロフォードがラスベガスでメキシコのスターを判定で下し、スーパーミドル級4団体統一王者となった土曜の夜、ブライアン“ボマック”マクイントイアには答えがなかった。

しかしマクイントイアが分かっているのは、アルバレスのレガシーがすでに確立されているということだ。そして将来の殿堂入りが確実な彼に、もう一度リングに立ってほしいと望んでいる。

「休んで、ジムに戻って、自分がどんな状態にあるのか見極めろ」とマクイントイアはアルバレスについてザ・リング・マガジンに語った。「でもな、あの男にはもう何も証明することはない。」

アルバレス（63勝3敗2分39KO）はまだ35歳だが、プロで70戦近いキャリアを積み重ねてきた結果、かつてのように体が動かないと認めている。

それでも話をすると、引退を考えている人間には聞こえない。彼はいまだに競技への情熱を持ち続けており、その情熱こそがこの時代を代表するファイターのひとりに押し上げた理由でもある。

ここ数試合、アルバレスはトゥルキ・アル・シェイク閣下と密接に仕事をしてきた。双方とも、そのパートナーシップを今後も続けたいという意向を示している。

マクイントイアの視点では、アルバレスはまだ数試合はやるべきだし、その過程でさらに銀行口座を膨らませるべきだ。

「この競技から得られるものはすべて得ろ。お前のレガシーはすでに確立されている。契約に2ドル残っていようが2億残っていようが、とにかく得られるだけ得て去ればいい」とマクイントイアは語った。

「タンクに少しでも燃料が残っているなら、もう一度戦う姿を見たい。ただし相手なんて誰でもいい。だって彼には、もう戦う必要なんてないんだから。」