テオフィモ・ロペス・ジュニアと
シャクール・スティーブンソンが、期待高まる対戦を実現させるため舞台裏で動く一方で、ボクシング界屈指の技巧派スター2人は公の場で舌戦を続けている。
火曜日、ロペスとスティーブンソンは互いに
SNS上で応酬を繰り広げた。
「運命が呼んでいる。感じる。」とスティーブンソンが書く。「4階級制覇王者への道の途中だ。」
そのすぐ後、ロペスが返信する。「お前が退屈な試合でファンを眠らせた分、今度は俺が本当に眠らせてやる!情けない〇〇(罵り言葉)。お前の新しいニックネームを思いついたぞ──“ミスター・サンドマン”だ。」
スティーブンソンはこう応じる。「お前は140ポンドで誰も倒していない。俺を眠らせるって?テオフィモ、お前の時代は終わりだ。走り抜けた時間を楽しめたならよかったな──4階級制覇王者への道は俺のものだ。」
WBCライト級王者スティーブンソン(24戦全勝11KO)と、ザ・リングおよびWBOスーパーライト級王者ロペス(22勝1敗13KO)は、ここ数週間、次戦で互いに対戦する予定であることをほのめかしてきた。
9月には、両者は番組「Inside The Ring」で対戦プロモーションの中心に立っていた。
元ライト級王者ロペスは、2022年にペドロ・カンパを倒してスーパーライト級デビューを飾って以来、5試合連続で判定勝を収めている。直近の勝利は、5月にニューヨーク・タイムズスクエアで行われたザ・リング主催の興行で、
アーノルド・バルボサ・ジュニアを下した試合だった。
一方のスティーブンソンは、7月に行われた「Ring III」大会で
ウィリアム・セグラを判定で破り、キャリア最高級のパフォーマンスを披露した。現在、彼はザ・リングのパウンド・フォー・パウンドランキングで第8位に位置している。
「パウンド・フォー・パウンドで、俺は140ポンドで最強の男を倒してリング誌のベルトを手に入れる。そして俺を疑った奴ら全員を笑ってやる。」とスティーブンソンは言う。「調整試合もいらない。新しい階級に慣れるための試合もいらない。ただデカい覚悟とデカい夢があるだけだ。」
Manouk Akopyan は『ザ・リング』のリードライターである。X(旧ツイッター)とインスタグラムで彼をフォロー:@ManoukAkopyan