テオフィモ・ロペスは、新年のスタートに向けて大きな目標を掲げている。
その内容は次のとおり。
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「The Ring 6」のメインを務め、1月31日にニューヨークで
シャクール・スティーブンソンを倒し、リング誌とWBOのスーパーライト級タイトルを防衛すること。
・3階級上げ、PFPキングでありスティーブンソンの長年の盟友でもあるテレンス・クロフォードに挑むこと。
「ライト級の選手を連れてきて、テオフィモを乗っ取らせようとしてるんだろ? そんなこと起きない」とロペスは「Inside The Ring」で語る。
「クロフォードは自分の子分を送り込んできて仕事をさせようとしている。でもそんなのは通用しない。俺はここに居続けるし、もし彼がまだボクシングを続けているなら、その直後にでもぜひ戦いたい。彼は“ザ・マン”だ。俺は160でクロフォードのところまで行くつもりだ。クロフォードがカネロ・アルバレスと戦うために3階級上げられるなら、俺にできない理由はないだろ?」
ロペスは2016年のプロデビュー以来、常にクロフォードの近くの階級で戦ってきたが、2人はキャリアのタイミングがいつも噛み合わなかった。クロフォードが昨年、ウェルター級の4団体統一を果たした後に154ポンドへ上げ、イスラエル・マドリモフを破ったことで、その距離はさらに広がった。
クロフォードはその後、9月にアルバレスを倒してスーパーミドル級の4団体統一王者となり、キャリア最高勝利を挙げた。ロペス(22勝1敗、13KO)とクロフォード(42勝0敗、31KO)は近年、長期にわたる舌戦を繰り広げており、状況次第ではクロフォードがリングで決着をつけることを選ぶ可能性も十分ある。
その間にロペスは、スティーブンソンをストップして“インパクトある勝利”を挙げるつもりだ。
「大事なのは、序盤からしっかりペースを作って、そこから主導権を握ることだ」とロペスは言う。「スティーブンソンが12ラウンド持つとは思っていない。今回が初めての140ポンドだ。俺が最近5試合で倒していないと好き勝手言うやつもいるが、俺のパワーを感じた後で俺と戦おうとするやつなんていない。理由はそこだ。俺のパワーは階級をまたいでも通用する。アルノルド・バルボサ(5月の前戦)でもそれが見えただろ。俺はいい内容を見せたし、あいつはパンチを出すのをためらいすぎていた。シャクールにとっては手痛い現実になるはずだ。」
Manouk Akopyanはリングの主任ライター。Xとインスタグラムで @ManoukAkopyan をフォローできる。