ミドル級コンテンダーのハムザ・シーラーズは、キャリア最大の試合に勝利すれば、大きなチャンスが待っていると信じている。
シーラーズ(25歳)は、WBCミドル級王者カルロス・アダメスと対戦する。この試合は、リヤド・シーズンのメインイベントとして行われるアルツール・ベテルビエフ対ドミトリー・ビボルのライトヘビー級再戦のアンダーカードに組み込まれている。
「これまでやるべきことはすべてやってきた。キャンプについて聞かれることがあるけど、俺は8歳の頃からずっとキャンプにいるようなものだ。すべてが土曜日のこの瞬間にかかっている」とシーラーズはSky Sportsに語った。「ハムザ・シーラーズの物語の第一章が終わり、第二章が始まるんだ。」
最近、メキシコのスーパースター、サウル・"カネロ"・アルバレスはリヤド・シーズンと4試合の大型契約を結んだ。
シーラーズは体格の大きさから、来年にはスーパーミドル級へ階級を上げる予定だ。
カネロはすでに5月3日にリヤドでウィリアム・スカルと4団体統一戦を行い、その後9月にはラスベガスでテレンス・クロフォードとのメガファイトを予定している。
さらに、カネロは2026年にリヤドで2試合を行う契約となっており、その対戦相手はまだ決まっていない。
シーラーズは、その一人に名乗りを上げるつもりだ。
「なぜダメなんだ? 彼は俺にとってボクシングのヒーローの一人だし、最高の相手と戦うことを目指さないなら、この競技にいる意味がない」とシーラーズは語る。
「特に今は、(トルキ・アル・アルシェイク氏)のおかげで、試合はすぐに決まる時代だ。だから、土曜日にしっかり勝てば、それは大きな可能性になる。」