シャカン・ピッターズは月曜日に入院し、金曜夜に予定されていたダニエル・ブレンダ・ドス・サントスとのヨーロピアン・ライトヘビー級タイトル戦を欠場することになった。
この試合は、ロンドンのヨーク・ホールでDAZNによる生配信が予定されているGBMスポーツの『One Night In The Capital』興行のメインイベントとして組まれていた。
火曜日の午後、GBMのイジー・アシフがInstagramでピッターズの容体について次のように報告した。
「チームと一晩中連絡を取り合って、イベントのメインが中止にならないように対応してきた。もう少しで決まりそうだ。これはエイプリルフールじゃない、これがボクシングのプロモーションというもの。何よりも大事なのは、シャカンが無事であること。彼はまだ病院にいるが、深刻なものではないし、ショーは続行される。」
どうやら、アシフは注目の代役を見つけたようだ。
マンチェスター出身のブラッドリー・レア(20勝1敗・10KO)が代役出場を引き受け、ドス・サントス(22勝1敗・10KO)と対戦することになった。なお、フランス人王者のEBUタイトルは引き続き懸けられる。
今年初め、27歳のレアは、アルトゥール・ベテルビエフ対ドミトリー・ビボルのライトヘビー級4団体統一戦のアンダーカードで、スウェーデンのコンスタンティノ・ナンガとの対戦が決まり、キャリア最大のチャンスを掴んだかに見えた。
しかし、ナンガが肩の負傷でサウジアラビアでの試合をキャンセルし、その夢は潰えてしまった。
2022年11月にタイラー・デニーに敗れてイングランド・ミドル級王座を逃して以降、6連勝を挙げているレアは、空位となっていたイングランド175ポンド級王座への挑戦の知らせを待っていたが、今回の代役のチャンスにすぐさま飛びついた。
34歳のドス・サントスは、昨年6月に同国人トマ・フォールとの試合に勝利して空位のEBU王座を獲得しており、レア戦はその初防衛戦となる。