無敗の
シャバズ・マスードが、6月21日に予定されていた
ピーター・マクグレイルとの注目の一戦をトレーニング中の負傷により欠場することになった。
両者は、
ガラル・ヤファイがフランシスコ・ロドリゲスJr.と対戦する地元凱旋試合のアンダーカードとして、BPパルス・ライブ・アリーナで拳を交える予定だった。
しかしマスードが出場不能となったことで、マッチルームはマクグレイルの対戦相手が戦績17勝5敗1分(3KO)のイオヌット・バルータに変更されたことを発表した。
ルーマニア出身のバルータは、過去8戦すべてをイギリスで戦っており、英国のボクシングファンにはよく知られた存在だ。直近では、3月15日にブラッド・ストランドと10回戦を戦い、判定勝ちを収めている。
そして今回、ストランドと同郷のリバプール出身で、エバートン・レッド・トライアングル・ジムに所属するマクグレイルが、バルータを自身の戦歴に加えるチャンスを迎えることとなった。
一方のマスードは、昨年11月に地元のライバル、リアム・デイヴィスにキャリア最高の勝利を挙げて以来、今年初の試合を予定していたが、今回の負傷により出場はお預けとなった。
マッチルームは声明で次のように発表した。
「シャバズ・マスードはトレーニング中に負傷し、6月21日に予定されていたピーター・マクグレイルとの試合は中止となりました。マスードの一日も早い回復を願っています。」
「マクグレイルは、WBAインターナショナル・スーパーバンタム級王座を懸けて、バーミンガムのBPパルス・ライブでイオヌット・バルータと対戦します。」
「WBC暫定フライ級王者ガラル・ヤファイが、地元で開催される充実の興行でフランシスコ・ロドリゲスと対戦。DAZNで世界中にライブ配信されます。」