セバスチャン・フンドラによるWBC世界スーパーウェルター級タイトル防衛戦が延期されたことが、
『ザ・リング・マガジン』の取材により明らかになった。
この試合は、10月25日にラスベガスのMGMグランドで開催予定だったPBC興行のメインイベントとして行われる予定であったが、関係者によると、フンドラ対サーマン戦に加え、WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチである
オーシャキー・フォスター対
スティーブン・フルトン戦も、後日に日程を改めて開催される見通しとなっている。
フンドラ(23勝1敗1分、15KO)は手の負傷を負っており、そのため今後の試合を見送ることになった。今年はすでにコーダル・ブッカー戦、
ティム・チュー戦と、わずか3か月の間隔で2試合に勝利(いずれもストップ勝ち)しており、これで今シーズンはその2試合のみで終了することになる。
一方、キース・サーマン(36勝1敗、23KO)にとって、このニュースは最悪のタイミングである。すでに36歳となり、今年3月にはティム・チュー戦から自身の負傷により撤退を余儀なくされたばかりの元統一ウェルター級王者は、この試合に向けて厳しいトレーニングを積んできただけに、再び仕切り直しを迫られることになった。
また、オーシャキー・フォスター対スティーブン・フルトン戦の延期は今回が2度目である。もともとは
8月に予定されていたジャーボンテイ・デービス対ラモント・ローチ戦のアンダーカードとして組まれていたが、同様に延期されていた。
さらなる詳細は『ザ・リング・マガジン』のマイク・コッピングガーによって追って報じられる予定である。