無敗のジュニアミドル級コンテンダー、ザンダー・ザヤス(21勝0敗〔13KO〕)が、ついに世界タイトルへの挑戦の機会を正式に手にすることになった。WBOは、ザヤスをWBO・WBC世界王者セバスチャン・フンドラ(22勝1敗1分〔14KO〕)の指名挑戦者に指名した。
フンドラは、土曜夜にラスベガスで行われた試合で、ショーデール・ブッカー(23勝2敗〔11KO〕)を4ラウンドで叩きのめし、王座を防衛した。
ザヤスはその試合をリングサイドで観戦しており、試合後にはリングに上がって、フンドラと直接顔を合わせた。
フンドラ陣営とザヤス陣営には、交渉合意のために20日間が与えられており、それまでに合意に至らなければWBOが入札を実施する。
入札の最低額は20万ドルに設定されている。
なお、これまでWBOの暫定王者だったテレンス・クロフォードは、9月に統一世界王者サウル“カネロ”アルバレスに挑戦するため、2階級上のスーパーミドル級への転級をWBOに通達している。