ウェルター級コンテンダーのライアン・ガルシアが、次戦の相手であり元世界王者のロランド “ローリー”・ロメロに対し、強烈な警告を発した。
ロメロは、対戦相手を挑発するトラッシュトークで知られている。
そして、もし彼が言葉による攻撃で「一線を越えた」場合、ガルシアは力で黙らせると約束した。
「ローリー、このツイートを通じてお前にはっきり伝えておくし、しっかり理解してほしい。俺はお前を決して軽く見ていない。本物の怒りを抱えてリングに上がる。そして残念ながら、それが向かう相手はお前だ。火曜日にお前が言いたいことを全部言えばいい。でももし一線を越えたら、俺は本気でお前を黙らせる。約束する」 とガルシアはSNSで発言した。
「お前はただ笑わせるためにここにいるだけだ。それだけが、お前がこの舞台に上がれた理由だ。だから路線変更はするな。年配の選手を相手に苦戦し、"ピットブル" にはリングの中でイースターエッグを探しているような状態にされた。そして今度は俺が、お前にグローブをリングに置かせてやる。まるでMMAファイターが引退するみたいにな!」
ガルシア、デビン・ヘイニー、テオフィモ・ロペスは、3月4日(火)にニューヨークで開催される2都市合同記者会見を皮切りに、試合のプロモーションを開始する。このイベントはリングマガジンがアメリカで初開催する大会であり、「FATAL FURY: City of the Wolves」と題されたこの3試合興行は、SNKコーポレーションが主催し、オスカー・デ・ラ・ホーヤのゴールデンボーイ・プロモーションズ、エディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングと共同開催される。
5月2日(金)、ニューヨーク・タイムズスクエアで開催されるこのイベントでは、ガルシア対ロメロ、ヘイニー対ホセ・ラミレス、ロペス対アーノルド・バルボサという豪華カードが組まれており、全選手が3月4日(火)タイムズスクエアのパラディウムでの記者会見に出席する。メディアの受付開始は午後2時、記者会見は東部時間午後3時から生中継される予定だ。
第2回記者会見はロサンゼルスで3月10日(月)に開催予定であり、詳細は近日中にメディア向けに発表される。
ニューヨークの象徴であるタイムズスクエアが、この夜だけの特設ボクシング会場へと変貌し、リングマガジン史上初となるアメリカでのイベントの舞台となる。世界トップクラスのボクサーたちが集結し、ボクシングファンにとって忘れられない一夜を演出することになる。