ライアン・ガルシアは、タイムズスクエアで行われるロランド・ロメロとの試合を自身の人生最大の試合だと位置付けており、年内にデビン・ヘイニーとの大規模な再戦を実現させることを目指している。
26歳のガルシアは、クリス・ユーバンク・ジュニア対コナー・ベンに続く6日間で2度目となるリング誌主催イベント「Fatal Fury: City of the Wolves」のメインを務める。この大会はリング誌にとってアメリカ初開催となり、
DAZNのPPVで生配信される予定だ。
もしガルシア(24勝1敗、20KO)がミッドタウン・マンハッタンで勝利を収めれば、今年後半、恐らく10月にヘイニー(31勝0敗、15KO)との再戦が行われることがほぼ確実となっている。
2024年4月に行われた初対決では、ガルシアがヘイニーを3度ダウンさせ、判定勝ちを収めたが、その後カリフォルニア州出身のガルシアが禁止薬物オスタリンの陽性反応を示したため、この勝利は無効試合に変更された。
ニューヨーク州アスレチック・コミッションから科された1年間の出場停止処分を終えたガルシアは復帰を果たし、今回のロメロ戦がプロキャリア最大の重要な試合だと断言している。なぜなら、この試合に勝てばヘイニーとの再戦が待っているからだ。
「俺はド派手に戻ってくる」と、ニューヨークで行われたグランドアライバルの場で語った。「遊びに来たんじゃない。次には巨大な試合が控えている。この試合もデビンと戦うつもりで、真剣に臨まなきゃいけないんだ。」
「これは俺のキャリア最大の試合だ。歴史的な一戦であり、すべてを意味する。
今回もいつも通りだ。俺はスピードとパワーを持ち込む。爆発的で、飢えていて、集中していて、殺る気で臨む。
俺がパンチを打てば、たいてい相手は倒れる。あいつ(ロメロ)も攻めてくるだろうけど、俺も攻めにいく。素晴らしい夜になるはずだ。
待ちきれないよ。ヘイニーの尻もまた叩きたい。前回と同じことをやってやる。できればまたニューヨークでな。」
一方、ロランド・ロメロ(16勝2敗、13KO)も侮れない存在だ。過去に2度ガルシアとスパーリングを行い、どちらも自分が勝ったと主張している。金曜夜、3度目の勝利を飾る自信を見せた。
「奴の尻を2回叩いてやった」と、29歳のロメロは語った。「三度目の正直って言うだろ?
俺がノックアウトを狙わなかった試合なんてあるか? 俺は毎回ノックアウトを狙っていくんだ。」