『The Ring』誌のクリスマス版ランキングが発表され、ヘビー級とパウンド・フォー・パウンド・ランキングの双方で大きな変動が見られた。
ボクシング界は、年内最後のビッグカードに向けて準備を進めている。サウジアラビア・リヤドで土曜日に開催される「The Ring V: Night of the Samurai」のメインイベントで、
井上尚弥がアラン・ピカソを相手に、Ring王座および122ポンド級の統一王座を防衛する。
しかし先週、ボクシング界には衝撃が走った。Ringのパウンド・フォー・パウンド1位だった
テレンス・クロフォード が引退を表明し、トップ10に新たなランクインの余地が生まれた。
ヘビー級でも変動があり、
タイソン・フューリーは活動休止によりリストから外れた。また、ジュニアフェザー級、フライ級、ジュニアフライ級でも変更があった。
変更点の詳細は下へスクロールして確認してほしい。
※太字は、同階級内での順位変動を示す。
ヘビー級
タイソン・フューリーは活動休止、ジョセフ・パーカーは薬物検査陽性によりリストから外れた。ファビオ・ワードリーが新たに1位となり、リチャード・トーレス・ジュニア(9位)とムラト・ガシエフ(10位)が新規ランクインした。
王者 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)24勝0敗0分(15KO)
1位 ファビオ・ウォードリー(WBO/英国)20勝0敗1分(19KO)
2位 アギット・カバエル(ドイツ)26勝0敗0分(18KO)
3位 ダニエル・デュボア(英国)22勝3敗0分(21KO)
4位 フィリプ・フルゴビッチ(クロアチア)19勝1敗0分(14KO)
5位 ジレイ・チャン(中国)27勝3敗1分(22KO)
6位 マーティン・バコレ(コンゴ)21勝2敗1分(16KO)
7位 モーゼス・イタウマ(英国)13勝0敗0分(11KO)
8位 エフェ・アジャグバ(ナイジェリア)20勝1敗1分(14KO)
9位 リチャード・トーレス・ジュニア(米国)14勝0敗0分(12KO)
10位 ムラト・ガシエフ(ロシア)33勝2敗0分(26KO)
ジュニアフェザー級
サム・グッドマンは階級を上げたためリストから外れ、10位にはアルトゥーロ・ポポカが新たにランクインした。
王者 井上尚弥(日本)31勝0敗0分(27KO)
1位 マーロン・タパレス(フィリピン)41勝4敗0分(22KO)
2位 ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)14勝2敗0分(11KO)
3位 アラン・ピカソ(メキシコ)32勝0敗1分(17KO)
4位 シャバズ・マスード(英国)15勝0敗0分(4KO)
5位 ラモン・カルデナス(米国)27勝2敗0分(15KO)
6位 TJ・ドヘニー(アイルランド)26勝6敗0分(20KO)
7位 セバスチャン・エルナンデス(メキシコ)20勝0敗0分(18KO)
8位 村田昴(日本)10勝0敗0分(10KO)
9位 ブライアン・メルカド(メキシコ)32勝1敗0分(26KO)
10位 アルトゥーロ・ポポカ(メキシコ)17勝0敗1分(9KO)
フライ級
アンソニー・オラスクアガが3ランクアップして3位に浮上した。阿久井政悟、矢吹正道、ガラル・ヤファイはいずれも1つ順位を下げた。
王者(空位)
1位 リカルド・サンドバル(WBA・WBC/米国)27勝2敗0分(18KO)
2位 寺地拳四朗(日本)25勝2敗0分(16KO)
3位 アンソニー・オラスクアガ(WBO/米国)11勝1敗0分(8KO)
4位 阿久井政悟(日本)22勝3敗1分(12KO)
5位 矢吹正道(IBF/日本)18勝4敗0分(17KO)
6位 ガラル・ヤファイ(英国)9勝1敗0分(7KO)
7位 アンヘル・アヤラ(メキシコ)18勝1敗0分(8KO)
8位 フェリックス・アルバラード(ニカラグア)42勝4敗0分(35KO)
9位 トビアス・レジェス(アルゼンチン)18勝1敗1分(16KO)
10位 飯村樹輝弥(日本)9勝1敗0分(2KO)
ジュニアフライ級
レネ・サンティアゴが2ランクアップして新たに1位となった。カルロスは2位に後退。タノンサック・シムシーは4位から3位へ浮上し、高見享介は2ランクダウンして4位となった。
王者(空位)
1位 レネ・サンティアゴ(WBA・WBO/プエルトリコ)15勝4敗0分(9KO)
2位 カルロス・カニサレス(ベネズエラ)28勝3敗1分(20KO)
3位 タノンサック・シムシー(IBF/タイ)39勝1敗0分(34KO)
4位 高見享介(日本)10勝1敗0分(8KO)
5位 岩田翔吉(日本)15勝2敗0分(12KO)
6位 レジー・スガノブ(フィリピン)17勝1敗0分(6KO)
7位 クリスチャン・アラネタ(フィリピン)25勝3敗0分(20KO)
8位 エリック・バディージョ(メキシコ)19勝0敗0分(8KO)
9位 谷口将隆(日本)21勝5敗0分(15KO)
10位 シベナティ・ノンツシンガ(南アフリカ)14勝2敗0分(11KO)
パウンド・フォー・パウンド・トップ10
テレンス・クロフォード(引退)が1位からリスト外となり、オレクサンドル・ウシクが新たに1位に立った。その他の選手はすべて1つずつ順位を上げ、オスカル・コラソが10位で新たにランクインした。
1位 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)24勝0敗0分(15KO)
2位 井上尚弥(日本)31勝0敗0分(27KO)
3位 ジェシー・ロドリゲス(米国)23勝0敗0分(16KO)
4位 ドミトリー・ビボル(ロシア)24勝1敗0分(12KO)
5位 アルツール・ベテルビエフ(ロシア)21勝1敗0分(20KO)
6位 中谷潤人(日本)31勝0敗0分(24KO)
7位 シャクール・スティーブンソン(米国)24勝0敗0分(11KO)
8位 デビッド・ベナビデス(米国)31勝0敗0分(25KO)
9位 デヴィン・ヘイニー(米国)33勝0敗0分(15KO)
10位 オスカル・コラソ(米国)13勝0敗0分(10KO)