リチャード・リアクポールが、サウル“カネロ”アルバレスのリヤド初登場となる『Fatal Fury』興行でヘビー級デビューを果たす。このイベントは
DAZN PPVで土曜夜にライブ中継される。
メキシコのアイコンであるカネロは、ザ・リング・マガジン認定王者であり、WBC、WBO、WBA王座を保持している。今回は無敗のIBF王者ウィリアム・スカルを相手に、スーパーミドル級四団体統一戦をANBアリーナで行う。
そして、急遽追加となったカードとして、17勝1敗(13KO)のリアクポールが、ヘビー級初戦として8回戦を戦うことが決定した。
35歳のリアクポールは、本来なら4月5日にマンチェスターでローレンス・オコリーとの一戦に臨む予定だったが、ロンドンのライバルであるオコリーが負傷により試合を辞退したため中止となっていた。
リアクポールは、昨年6月15日にセルハースト・パークでクリス・ビラム=スミスに敗れて以来リングから遠ざかっており、これがクルーザー級(200ポンド上限)での最後の試合となった。
そして今回、リヤドでヘビー級への挑戦を開始する。
「この興行より大きな舞台はない」とリアクポールは月曜にBLVDシティで行われたグランドアライバルズでザ・リングに語った。
「新しい階級での目標は、ただ“支配”することだけだ。俺のスタイルや、新しい体重での動きを見れば、俺がどれだけ大きな脅威になるかが分かるはず。」
「マルティン・バコレとスパーリングしているけど、すごいよ。ヘビー級で成功するために何が必要か、だんだん分かってきた。」
「本当にワクワクしているし、面白い階級だよ。この階級に上がることは、2019年に英国クルーザー級王者になった頃からずっと計画していたことなんだ。」
「話題を巻き起こして、混乱を引き起こしたい。それが土曜日から始まる。このようなビッグイベントで試合をさせてくれた閣下に感謝したい。」