2人の元世界王者が、来週の土曜日の夜にシカゴで対戦し、キャリアの再起を目指す。
ゴールデンボーイ・プロモーションズは水曜夜、
レジス・プログレイスが
ジョセフ・ディアス・ジュニアと対戦することを発表した。この10回戦のスーパーライト級(63.5kg)戦は、8月2日にシカゴのクレジット・ユニオン・ワン・アリーナで行われる。
この試合は、
DAZNが配信し、プログレイス(29勝3敗、24KO)対ディアス(34勝7敗1分、15KO)の一戦が、地元出身の
ケネス・シムズ・ジュニアとメキシコの
オスカー・ドゥアルテによる12回戦・スーパーライト級メインイベントの前座を飾る共同メインイベントとなる。
36歳のプログレイスは、元ライト級4団体統一王者
デビン・ヘイニー、そして英国のサウスポーである
ジャック・キャタロールに連続して12回判定負けを喫している。パワフルなサウスポーであるニューオーリンズ出身のプログレイスは、昨年10月26日にイングランド・マンチェスターのコープ・ライブ・アリーナでキャタロールに完敗して以来、試合から遠ざかっている。
32歳のディアスは、6月21日にティフアナで行われた8回戦で、経験の浅いメキシコ人ライト級ホルヘ・ルイス・バレンシア(6勝5敗1分、2KO)に判定勝ちし、3連敗から脱出した。カリフォルニア州サウスエルモンテ出身で2012年ロンドン五輪のアメリカ代表だったディアスは、直近8試合で2勝6敗と苦戦が続いており、2024年4月にはカリフォルニア州フレズノのセーブ・マート・センターでドゥアルテに9回KO負けを喫している。
ドゥアルテ(29勝2敗1分、23KO)とシムズ(22勝8敗1分、8KO)は、当初2024年11月16日にサウジアラビア・リヤドのANBアリーナで対戦予定だったが、シムズがトレーニング中に膝を負傷し、試合をキャンセルした。
ドゥアルテもシムズも『ザ・リング』のスーパーライト級ランキングトップ10には入っていないが、シムズはWBAのランキングで4位に位置しており、5位のドゥアルテより1つ上にランクされている。
シムズ対ドゥアルテのアンダーカードでは、クルーザー級のトリスタン・カルクルース(15勝1敗、10KO/テキサス州キャロルトン)が、トロント出身のカリーム・ハケット(12勝1敗、6KO)と10回戦を行う。
また、ヘビー級のホープで2024年パリ五輪アメリカ代表のジョシュア・エドワーズ(3勝0敗、3KO/ヒューストン出身)は、ミネソタ州ヒンクリーのケイマン・オーディ(4勝1敗、2KO)と6回戦で対戦する予定だ。
Keith Idec は『ザ・リング』の上級ライター兼コラムニスト。X(旧Twitter)では @idecboxing で連絡が取れる。