無敗のノックアウトアーティストでWBC世界スーパーウェルター級暫定王者のバージル・オルティスJr.(23勝0敗、21KO)と、トップコンテンダーのエリクソン“ザ・ハンマー”ルビン(27勝2敗、19KO)が、11月8日のタイトル戦に向けて火曜日に行われたキックオフ記者会見で顔を合わせた。この世界戦はゴールデンボーイ・プロモーションズ主催で、DAZNを通じて世界にライブ配信され、午後8時(米東部時間)に開始される。 テキサス州アーリントンの「Texas Live」で開かれた記者会見は、スポーツコメンテーターのトッド・グリシャムが司会を務め、メインイベントとセミファイナルの出場者たちがマイクパフォーマンスを披露する場となった。地元グランドプレーリー出身のオルティスは、ホームのファンに圧倒的な試合を見せつけ、危険なパンチャーとしての名声を証明しようとしている。一方、IBFで1位、WBO・WBC・『ザ・リング』誌でもトップ10にランクされるルビンは、アウェーの地に乗り込み、自らのパワーを発揮することで大一番を盛り上げる構えだ。観客と視聴者にとってはまさに花火のような一戦となるだろう。 また、この日のセミファイナルでは、ライト級トップコンテンダーのフロイド“キッド・オースティン”スコフィールド(19勝0敗、13KO)が、元スーパーフェザー級王者ジョセフ“ジョジョ”ディアス(34勝8敗1分、15KO)と激突する。スコフィールドは元スーパーフェザー級王者テビン・ファーマーを初回KOしたばかりで、ディアスは直近で元スーパーライト級王者レジス・プログレイスに僅差で敗れている。