無敗のIBF世界ジュニアウェルター級王者リチャードソン・ヒッチンス(19勝0敗、7KO)と元世界王者ジョージ・カンボソス・ジュニア(22勝3敗、10KO)は、世界王座戦を翌日に控えた最終計量でマディソン・スクエア・ガーデンにて最後の対面を果たした。本戦は、6月14日(土)にマディソン・スクエア・ガーデン内のシアターで開催されるマッチルーム主催興行のメインイベントとして行われ、DAZNを通じて世界中に生中継される。(写真: Geoffrey Knott撮影) 27歳のブルックリン出身であるIBF世界ジュニアウェルター級王者リチャードソン・ヒッチンスは、19戦無敗(19勝0敗)という戦績を築いており、2016年のリオデジャネイロ五輪で頭角を現して以降、プロでもその実力を証明し、現在では世界最高のパウンド・フォー・パウンド・ファイターの一人と広く認識されている。一方、シドニー出身で元統一ライト級王者および『The Ring』誌認定王者でもあるジョージ・カンボソス・ジュニアは、これまでに22勝を挙げ、名だたる強豪との対戦経験を持つ。今回の試合では2階級制覇を狙う。