M&Sバンク・アリーナ(リバプール)ー WBA世界フェザー級王者ニック・ボールが、元世界王者TJ・ドヘニーを10回TKOで下した。(写真:Leigh Dawney) ニック・ボールにとって2024年は驚異的な年だった。彼はWBC世界タイトルに挑戦しながらも、試合がドローと判定され、王座を逃すという不運に見舞われた。しかし、数カ月後にはリングに戻り、WBA王者のレイ・フォードと対戦。この時は疑いの余地なく勝利を掴み、王座を獲得した。この勝利の価値は計り知れない。フォードは素晴らしいボクサーであり、将来的にスーパーフェザー級のトップに到達する可能性が高い選手だ。 その後、ニックは故郷リバプールでの凱旋試合としてロニー・リオスと対戦。これは彼にとって特別な夜となった。リバプールでの試合は2020年初頭以来であり、アリーナでの試合は初めてだった。