ロサンゼルス国際空港に到着した直後、井上尚弥(29勝0敗、26KO)は、ラスベガスのT-モバイル・アリーナで5月4日(日)に行われるラモン・カルデナス(26勝1敗、14KO)との4団体統一スーパーバンタム級タイトル防衛戦を11日後に控え、ロサンゼルスでメディア向けのワークアウトを行った(写真:マイキー・ウィリアムズ)。 井上にとってアメリカでの登場は実に約4年ぶり。今回は2階級での4団体統一王者、そして世界的スーパースターとしての凱旋となる。ワークアウトではカルデナスとフェイスオフを行い、その後リング内とサンドバッグでのトレーニングを披露。これまで10連続KO勝利を挙げてきた強打の片鱗を見せつけた。 このワークアウトには、ラモン・カルデナスとスーパーライト級の有望株エミリアーノ・フェルナンド・バルガス(13勝0敗、11KO)も参加。元世界王者フェルナンド・バルガスの息子であるバルガスは、スペインのフアン・レオン(11勝2敗1分、2KO)との8回戦に出場予定である。