計量が無事に行われ、試合開始の準備が整った。現地時間土曜の夜、スコットランド・グラスゴーにあるOVOハイドロで、新たにウェルター級へと階級を上げたジョシュ・テイラーが、元英国王者エコー・エッスーマンと激突する。テイラーは一階級下での四団体統一王者であり、今回はウェルター級での初陣となる。試合はDAZNワールドワイドにて生中継される(写真: Leigh Dawney撮影) 同大会の大型カードには、将来のヘビー級スターと期待されるモーゼス・イタウマが登場。彼はムラト・ガシエフに敗れただけの戦績を持つマイク・バルゴンと対戦する。スコットランド人同士による注目の対決も用意されており、ナサニエル・コリンズはリー・マクレガーと、アストン・ブラウンはリース・ポーターと、それぞれ無敗対決に臨む。 さらにクルーザー級の注目カードでは、アロイス・ジュニアとデヴィッド・ジェイミソンが対戦し、ジュニアのWBAコンチネンタル王座と空位のコモンウェルス王座をかけて拳を交える。また、スコットランドのボクシング界を代表するレジェンドの息子たち、アレックス・アーサー・ジュニアとドリュー・リモンドが、プロデビュー戦を迎える。