WBO世界ウェルター級王者ブライアン・ノーマン・ジュニアは、木曜に東京・大田区総合体育館で地元の挑戦者・佐々木尽を相手に、強烈な5回KO勝ちを収め、王座の防衛に成功した(写真:福田直樹撮影) アトランタ出身で現在24歳のノーマン(28勝0敗、22KO)は、今回が2度目の防衛戦成功となり、男子ボクシング界で最年少の世界王者としての地位を改めて証明した。一方、佐々木(19勝2敗1分、17KO)は、9連勝中だった無敗記録がノーマンの拳によって途絶える結果となった。ノーマンは第5ラウンド、鋭く振り抜いた強烈な左フックで佐々木をキャンバスに沈め、佐々木はそのまま数分間、倒れたまま動けなかった。