コンセイソンが実際に契約するかは時が経たなければ分からないが、確かなのは「モースト・バリュアブル・プロスペクツ14」の第1試合で、誰もが目を見張る強烈なノックアウトを決めたことだ。
コンセイソンは大きなオーバーハンド・ライトを叩き込み、レニー・ビアモンテ・マストラパをマットに沈めた。レフェリーのアリシア・コリンズは即座に試合をストップした。
「こんなのは初めてだ」とコンセイソンはノックアウトについて『
ザ・リング』に語った。「人生でずっとこのために努力してきた。相手がリングに倒れているのを見たとき、『うわっ、試合が終わったんだ』と思ったんだ。」
第1ラウンドは平凡な展開だったが、コンセイソンのコーナーは勝負を決めるチャンスを見抜いていた。第2ラウンド残り1分余り、コンセイソンはジャブでフェイントをかけると、続けざまに大きなオーバーハンド・ライトを放ち、ビアモンテ(4勝3敗1分、2KO)の顎を正確に打ち抜いて試合を終わらせた。
このノックアウト勝利で、ブラジル・エスピリトサント州ビトリア出身のコンセイソン(5戦5勝、3KO)は3試合連続KO勝ちを記録した。
「セコンドが『頭にジャブ、ボディにジャブ、そしてオーバーハンドを打て』と言ったんだ」とコンセイソンは語った。「最高の気分だ。これは自分へのご褒美だよ。家族に2年間会えていない。ここまで本当に必死にやってきたんだ。」
さらにコンセイソンは「MVPとの契約が欲しい。そしてボーナスも欲しい」と付け加えた。