パット・マコーマックが土曜日に臨むミゲル・パラとの10回戦メインイベントは、WBA世界ウェルター級タイトル最終挑戦者決定戦に昇格した。
WBAが昨夜発表した最新ランキングで、マコーマック(7勝0敗, 5KO)は1つ順位を上げ、同団体で7位にランクされた。メキシコのパラ(25勝5敗1分, 17KO)は12位に位置しており、昨年7月、テレンス・クロフォード対イスラエル・マドリモフの試合週イベントでトップコンテンダーのシャフラム・ギヤソフに10回戦スプリット判定で敗れて以降、3連勝を挙げている。
ロランド・ロメロは先月、Ringと統一王者ジャロン・エニスのジュニアミドル級転向が確定したことで、
正規王者に昇格した。
ボクシングシーンが最初にこの変更を報じており、147ポンド級は複数の動きが重なり不透明な状況にある中で、新たな挑戦者たちがタイトルショットを狙っている。
元王者
エイマンタス・スタニオニス(15勝1敗, 9KO)や、同じプロモーション所属の
ジャック・キャテラル(31勝2敗, 13KO)は、サンダーランド生まれのコンテンダーよりも上位にランクされている。しかし、なぜこのような昇格が急遽決定されたのかは不明だ。
マッチルームのエディ・ハーンは、2月15日のリバプール出身ロビー・デイビースとの試合で6回終了TKO勝ちを収めた後、マコーマックが147ポンドで英国王座に挑戦する可能性を示唆した。
30歳のマコーマックは2021年の東京五輪(延期開催)で銀メダルを獲得しており、当初この試合はWBAインターコンチネンタル王座の防衛戦として予定されていた。
プレスリリースでマコーマックは語った。「人々が自分を見てきたのはせいぜい65%くらいだと思うし、まだまだ成長している。前回のロビー・デイビース戦で、自分が英国レベル以上の実力を持っていることを証明した。9月6日に勝利すれば世界の舞台に立てる。パラはタフで積極的、しかも強豪たちと戦ってきた相手だ。だからこそ、自分をアピールするチャンスだと思っている」