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パンヤー・プラダブスリ、カルロス・カニサレスとの即時王座再戦で決着をつける覚悟
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Anson Wainwright
Anson Wainwright
RingMagazine.com
パンヤー・プラダブスリ、カルロス・カニサレスとの即時王座再戦で決着をつける覚悟
昨年12月、パンヤー・プラダブスリカルロス・カニサレスを僅差の12回マジョリティ判定で下し、2階級制覇王者となった。

しかし、多くの人々はカニサレスの勝利を支持しており、WBCは再戦を義務付けた。当初、この試合はタイで開催される予定だったが、最終的に会場はベネズエラ・カラカスに決まり、金曜日に行われる。

『ザ・リング』誌のライトフライ級ランキングで9位にランクされているプラダブスリは、この再戦を歓迎している。

「カニサレスとの初防衛戦に臨めることにワクワクしている」とプラダブスリ(44勝2敗、27KO)はペッチインディー・ボクシングのナイヤブートル通訳を通じて『ザ・リング』に語った。「彼がタフな相手だということは分かっているが、もう一度自分の実力を証明する準備はできている。」

8か月前にカニサレスと拳を交えているだけに、プラダブスリは相手の手の内を十分に把握している。

「前回の試合で、彼の動きや、絶え間なくコンビネーションを打ってくる能力を学んだ」とプラダブスリは語った。「そのおかげで彼のスタイルをより理解できたし、どう準備すればいいかも見えてきた。」


前回はホームのタイで戦ったプラダブスリだが、今回は遠征を強いられた。バンコクから約40時間かけて移動し、イスタンブールで13時間の乗り継ぎ待ちを経て、17時間の長時間フライトの末、7月24日にベネズエラ入りした。

「どこで試合が行われようと関係ない」と彼は語る。「自分の力を発揮し、やるべきことをやれば、場所に関係なく勝利に値するはずだ。」

一方、カニサレス(27勝3敗1分、19KO)は、『ザ・リング』誌ライトフライ級で4位にランクされている。初めて注目を集めたのは、母国を離れてWBA王者・田口良一に挑んだ一戦(12回引き分け)だった。その後、母国に戻って3連勝を挙げ、再びアジアに渡って小西伶弥(12回判定)、呂斌(12回TKO)、木村翔(12回判定)といった実力者を破り、国際的な評価を高めた。

彼は帰国後に3連勝を挙げたのち、再び海を渡り、アジアで名を上げることになる。2018年7月のマニー・パッキャオ対ルーカス・マティセのアンダーカードで、中国の五輪代表ビン・ルーを最終ラウンドでストップした試合を挟み、12ラウンド判定で小西伶弥と木村翔に勝利した。


新型コロナウイルスのパンデミック以降、初の試合となった一戦で、32歳の彼は無名のエステバン・ベルムデスにまさかの6ラウンドTKO負けを喫した。しかしその後は立て直し、WBC元王者ガニガン・ロペスに対する4ラウンドKO勝ちや、ダニエル・マテロンとのWBAタイトル挑戦者決定戦を含む4連勝を挙げている。

パウンド・フォー・パウンドのスター、寺地拳四朗とのRING・WBA・WBC王座戦では、12ラウンドにわたって互角の戦いを見せたものの、最終的にはマジョリティ判定で敗れた。その後、ベネズエラでの地元開催試合で自身も12ラウンドのマジョリティ判定勝ちを収め、直近ではプラダブスリとの物議を醸す敗戦が記録されている。

写真提供:ワシム・マザー

ご質問・ご意見はアンソン(elraincoat@live.co.uk)まで。X(旧Twitter)では @AnsonWainwr1ght をフォロー。

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